湖水物語

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

サンフォト社のカメラマン保科隆一は仕事の帰り、湖畔に佇む和服の女、朝倉衣子の美しさに思わずカメラのシャッターを切った。−−社では隆一の机上に置かれた衣子の美しさが評判となり近く行われるフォト展にこのポートを出品することになった。その衣子は、あの日、母のすすめで湖畔のホテルに東亜建設の青年社長塩野谷と見合に出かけたのだが、何故か彼女はこの縁談に気乗りがしなかった。そんな時、彼女は弟秀彦に連れられて自分の写真が出ているという銀座のギャラリーに行った。あの日の無礼を男らしく心から詑びる隆一に、彼女の怒ったような表情も、思わず微笑むのであった。−−秀彦の奨めで衣子は隆一と想い出の湖にピクニックへと出かけ、たまたま足首を捻挫した秀彦を、懸命に介抱する隆一に衣子の眸はうるんだ。ある日、隆一の下宿に幼友だちの初江がスーツケースを下げて転り込んで来た。歌手志望の夢被れ、彼の助けを求めて来たのだ。熱っぽい眼で迫る初江に、彼は困惑してひとり彼女を置いて表へ飛び出してしまった。一方、衣子と隆一の仲を知った塩野谷は衣子に強引に結婚を迫った。その頃、彼女の父が病気で突然倒れた。このことを知らせに彼女が隆一の下宿を訪れると、初江が出て来て、自分は隆一の許婚だと偽り彼女を追返してしまった。衣子は隆一との仲をあきらめ、塩野谷に嫁いだ。一方、東亜建設の工事をめぐる悪辣なやり口に警察の手が延びていたが、ついに塩野谷に逮捕状が出た。しかも、彼は初江とも関係があったのだ。衣子は全てに突放され、今は自殺を決意して思い出の湖畔にやって来た。だが、その後を追って隆一と秀彦が駈けつけた。−−夜霧に包まれた湖畔に、隆一と衣子はひしと抱き合った。


解説

“婦人生活”連載・小糸のぶの「花の真実」より「不良女学生」の植草圭之助と「名犬物語 吠えろシェーン」の星川清司が共同脚色、「あこがれの練習船」の野村浩将が監督した恋愛メロドラマ。撮影は「第三非常線」の秋野友宏。主演は「残月講道館」の近藤美恵子、「女の肌」の北原義郎、「曙荘の殺人」の品川隆二、「忘れじの午後8時13分」の八潮悠子。


配給
制作国日本 (1957)
ジャンル 

1957年05月28日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
近藤美恵子朝倉衣子
丸山修父耕平
三宅邦子 (Kuniko Miyake)母マキ子
大河良弟秀彦
清川玉枝叔母ふじの
北原義郎保科隆一
品川隆二塩野谷敏行
八潮悠子坂巻初江
清水谷薫管野陽子
吉井莞象大滝桂泉
入江洋佑山崎
武江義雄佐野
夏木章村井
杉森麟木下
竹里光子山内夫人
星ひかる金田
岡崎夏子ゆき
桜井喜美子塩野谷邸の女中
芥川竜子ナイトクラブの女
明月のぶ枝看護婦
島照彦ホテルのボーイ
原田玄刑事A
藤山浩一刑事B
金沢義彦秀彦の友人A
小笠原まり子秀彦の友人B
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