毒婦夜嵐お絹と天人お玉

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

岡崎藩主松平伯耆守は女色に溺れて藩政は乱脈を極めていたが、それに目をつけた妾腹の弟松平玄蕃はこの機会にお家横領を企んでいた。そこで玄蕃は妖婦お絹を抱き込んで、伯耆守の側室として侍らせることに成功した。彼女の手練手管で殿様は骨抜き。だが忠臣相馬小十郎らは何とかして殿を正心に戻し、玄蕃たちの悪計を打破ろうと心を砕いていた。その頃江戸市中に半年振りで女義賊天人お玉の活躍が始っていた。大名や金持から掠めた金銀財宝を貧しいものに恵んで廻るこの義賊お玉は庶民には全くの天人。たまたま歌舞伎女形中村仙三郎の扮する“夫人お玉”は連日大当りであった。ある夜、この芝居を観に伯耆守、お絹、玄蕃が現われたが、向うの土間には柳橋の玉竜はじめ芸者衆が総見していた。お絹は仙三郎の舞台姿をみてハッとした。彼こそは彼女の純心な恋心を弄んだ挙句に女衒へ売り渡した、かつての旅廻りの役者であった。彼女は激しい復讐心に燃えるが、一度会ってみれば矢張り初恋の男。その後は殿の眼を盗んで情痴の虜になっていた。一方左棲の天竜こそ実は天人お玉の世を忍ぶ姿であった。彼女はかつてその危難を助けてもらったことのある小十郎に出会い、その正体を明したが、彼がお家のために玄蕃たちを倒そうとしていることを聞き一肌脱ぐことになった。同志の裏切によって一時は危機に追込まれた小十郎は、彼女の働きで見事玄蕃一味を倒すことが出来た。伯耆守は深く恥じ入り、お絹と仙三郎は手討ちになるところを二人の愛を賞でて許された。お玉は思う小十郎と盗賊の身では添うこともならず、尼になろうと街道を下って行った。


解説

「美男をめぐる十人の女」の岡戸利秋と岡戸嘉外のコンビが再び共同で執筆したオリジナル・シナリオを「警察官」の並木鏡太郎が監督、「体当り殺人狂時代」の友成達雄が撮影した娯楽時代劇。主演は「姫君剣法 謎の紫頭巾」の筑紫あけみ、「若君漫遊記 伏見稲荷の大仇討」の若杉嘉津子、「明治天皇と日露大戦争」の明智十三郎。


配給
制作国日本 (1957)
ジャンル 

1957年05月29日より



スタッフ

監督
脚本
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
筑紫あけみ天人お玉
若杉嘉津子夜嵐お絹
明智十三郎相馬小十郎
江見俊太郎中村仙三郎
小倉繁幇間の万八
中村彰松平伯耆守
沢井三郎松平玄蕃
高松政雄戸倉久馬
若月輝夫黒沢玄斎
泉田洋志沢大九郎
三村俊夫森為之助
高村洋三赤木典膳
山岡正義韋駄天の熊
小森敏仁王の大八
三重明子芳松
山田美奈子君香
有田淳子菊千代
岬洋二三浦伝兵衛
高橋まゆみ小女
石川冷番頭
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