別れの茶摘み歌

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

千代は茶畑に働く仕事熱心な娘である。晴れた或る日、千代は新茶の見本を町の茶問屋井上商店に届けに行った。井上商店の末娘道子は偶々来合わせていた従兄妹の商船大学学生の秀俊とともに、千代を散歩に誘った。数日経って思いがけなく秀雄と道子が訪ねて来た。秀雄が茶畑を見たいというのである。野苺を口に含みながら、夕闇迫る茶畑の丘に、秀雄と千代は時を忘れて語り合うのだった。しばらく経つと秀雄は千代を清水の商船大学に招待した。二人の話題は恋人を慕って東京に家出した道子のことにあったが、道子の思い切った行動は、秀雄の心を大きく動かし、千代に深い愛情を寄せるようになった。秀雄は、練習航海が終ったら何をおいても千代を訪問すると約束した。喜びにあふれて家に帰ると、事もあろうに父が畠で倒れて重態になっていた。新種の茶に植をかえねばならない、しかし資金がないという大切な時だった。こうした時に井上商店のご隠居が千代を訪れて来た。ご隠居は道子の相続する財産を茶畑の改植の費用にと届けてきたのである。それは道子が家出の時に書き残した願いなのだった。喜びに涙ぐみながら、千代は新種の茶の植変えを始めた。村の青年達も応援に来た。その日、商船大学の練習船は秀雄を乗せて遠洋航海に旅立った。千代は茶畑の丘から練習船をいつまでも見送っていた。「別れの茶摘歌」を歌いながら……。


解説

久々の竹中弘祐と、「この二人に幸あれ」の本多猪四郎が脚本を書き、同じく本多猪四郎が監督した。撮影は「東京だョおッ母さん」の栗林実。主な出演者は「東京だョおッ母さん」の島倉千代子、太刀川洋一、「金語楼純情日記 珍遊侠伝」の扇千景。ほかに、北川町子、大塚国夫、平田昭彦など。


配給東宝
制作国日本 (1957)
ジャンル 

1957年07月02日より



スタッフ

監督
脚本
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
小杉義男坂田礼吉
本間文子 (Noriko Honma)妻とめ
島倉千代子娘千代
伊東隆息子次郎
山田巳之助井上増吉
三條利喜江妻静子
平田昭彦長男達夫
津山路子妻葉子
扇千景末娘道子
大塚国夫野沢秀雄
北川町子 (Machiko Kitagawa)坂田やす子
太刀川寛 (Hiroshi Tachikawa)木掛三吉
加藤雅夫村の青年隆
花村菊江村の女妙子
島田治子村の女A
阿部ときえ村の女B
中野俊子まつ
和田潜老農夫
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