怪談本所七不思議

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

江戸本所七不思議のうち「おいてけ堀」−−いましも一匹のいたずら狸が、化けそこなって通行人に寄ってたかって生捕られたが、折から通りすがった旗本小宮山左膳と息子弓之助の計いで助けられた。数日後、弓之助は武道修業に上州へ門出した。弓之助と入れ違いに、左膳の甥に当る権九郎が久々に小宮山家を尋ねて来た。嘗て叔父甥の縁を切られた無頼の徒で、金を無心に来たのだが、左膳の後妻おさわに気がつくとハッとした。二人は、その昔おさわが茶屋に働いていた頃、深い仲だったのである。再びよりを戻した権九郎はある夜、花見帰りの左膳を向島土手に待伏せして斬殺してしまった。生命の恩人の危機に、火の玉となって駈付けた、いつかの狸−−長兵衛も一足違いで遅かった。弓之助の乳兄妹の八重は、独り悲嘆に暮れ弓之助の帰りを待ち焦れていた。そんな彼女に眼をつけた権九郎は、ある夜彼女の部屋に忍び込み手ごめにしようとしたが、その時旅姿の弓之助が現われ難を逃れた。慌てた権九郎は五助に命じて弓之助を殺させてしまった。しかし、死んだはずの弓之助が再び小宮山家の庭先に現われた。そこへまた、上州の弓之助が帰って来た。さては、前の弓之助は化物と権九郎は色を失った。八重も驚いたが、やがて片一方の弓之助は実は左膳に助けられた長兵衛狸で弓之助の身代りになっていたのだと知った。一切の事情を知った弓之助は、化物を恐れて寺に逃げ込んだ権九郎を追った。そして、狸が化けた一ツ目小僧や三ツ目入道などの助力で、遂に父の仇を見事討つことができた。


解説

「人形佐七捕物帖 大江戸の丑満刻」の赤坂長義と、林音弥の共同脚本を、「若君漫遊記 伏見稲荷の大仇討」の加戸野五郎が監督、「リングの王者 栄光の世界」の鈴木博が撮影した。主演は「毒婦夜嵐お絹と天人お玉」の明智十三郎、「明治天皇と日露大戦争」の林寛。ほかに天知茂。松浦浪路。山下明子など。


配給
制作国日本 (1957)
ジャンル 

1957年07月10日より



スタッフ

監督
脚本
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
林寛小宮山左膳
明智十三郎小宮山弓之助
天知茂小宮山権九郎
山下明子おさわ
松浦浪路八重
小森敏甘利喜兵衛
沢井三郎五助
水原爆吉蔵
大谷友彦塩見一平
鮎川浩鳶の者銀八
小高まさる鳶の者岩松
橘美千子娘になった長兵衛狸
菊地双三郎竜海和尚
広瀬康治妙庵
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