南蛮寺の佝僂男

上映スケジュールはコチラ!

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

板倉藩士阿茶木源三郎は殿様のおぼえも目出たく、同輩に先んじて組頭に取立てられることになった。これをねたんだ同輩の風呂間伝兵衛は、阿茶木の酒乱癖を利用して無理強いに酒を彼に飲ませ上役に無礼を働かせて組頭の役を取消させてしまった。これを知った阿茶木の妻千栄は、医者駿斎に頼んで酒嫌いになる薬を調合、彼に飲ませたところ薬が強過ぎたため、阿茶木はケイレンを起しみるみる中に頭髪は逆立ち、背は曲がり異様な姿に変り果ててしまった。その夜、彼は妻と娘を残して家出した。−−それから十五年。苦心の末起死回生の薬を発見した駿斎は、阿茶木を尋ね全国を探し廻った揚句にやっと南蛮寺で寺男をしている彼を見つけた。ところが、薬の量が足りないため、一たんは元の姿に還ったがまた再び異様な姿になる阿茶木に、駿斎は更に多量の薬を手に入れて戻って来るべく長崎に向った。ある日近所の子供たちに誘われて芝居小屋に行った彼は、一座の中にはからずも自分を探す妻千栄と娘さゆりの姿を見つけた。ところがその場には、いまは筆頭与力に出世した風呂間も来ていた。彼はさゆりにかねてから言寄っているのだった。その毒手からさゆりを救い出した阿茶木は、風呂間の輩下たちに惨々な目に遭わされながらも、南蛮寺に逃げ込んだ。しかし風呂間を先頭に追手は南蛮寺を取巻いた。阿茶木はさゆりを抱え、鉄砲や弓矢をくぐり綱を渡って外へ逃れた。そこへ駿斎が帰ってきたので、彼は風呂間たちの眼前で薬を飲み昔の姿に還った。驚いている風呂間一味は駈けつけた所司代以下の捕手に召捕られた。阿茶木に千栄とさゆりがひしと抱きついた−−。


解説

「一夜の百万長者」の伏見晁の脚本を「大江戸人気男」の斎藤寅次郎が監督、「赤胴鈴之助(1957)」の今井ひろしが撮影した復讐喜劇。主演は「勢揃い桃色御殿」の花菱アチャコ、「赤胴鈴之助(1957)」の中村玉緒、「二十九人の喧嘩状」の林成年、春風すみれ。さらに小町瑠美子、堺駿二、田端義夫、鈴木三重子など。


配給
制作国日本 (1957)
ジャンル 

1957年07月13日より



スタッフ

監督
脚本
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
花菱アチャコ阿茶木源三郎
林成年並木市之進
中村玉緒 (Nakamura Tamao)娘さゆり
小町瑠美子お町
春風すみれ娘夏江
浪花千栄子妻千栄
潮万太郎芝山咲之助
堺駿二酒田駿斎
山茶花究風呂間伝兵衛
鈴木三重子座員三重子
田端義夫黒岩の伴五郎
初音礼子女中お浪
真風圭子光子
寺島雄作横山
南部彰三堀江主膳
西川ヒノデ軍平
林家染丸近江屋金兵衛
石原須磨男木戸番
志摩靖彦板倉所司代
堀北幸夫桂木仙之助
西岡タツオ留公
小林加奈枝お常
小松みどりお民
芝田総二所司代与力
菊野昌代士風呂間の家来
藤崎正雄町人
安田祥郎風呂間の輩下
郷登志彦板倉家の家臣
宮田暁美女中
富松千代志新吉
江村久美子さゆりの少女時代
富松アケミ門前の子供A
富松孝治門前の子供B
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック