九時間の恐怖

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

静岡県安倍郡井川村井川神社祭礼の日。井川ダム工事現場では、数日来の降雨と赤石山系の雪解水とで大井川の水嵩が増し濁流はげしく、仮排水路水門漏水状況を確め修理するために潜水夫岡本が潜水、一時間を経過したが浮上らず、何か事故の発生を察知したが、その状況を知るすべがない。午後一時−−潜水夫の責任者伊藤は、現場事務所に異状を報告、潜水夫救援手配を依頼。堰堤事務所より本部事務所に急報。本部事務所では祭礼見物中の関係者を急拠集合し、県下各地に応援依頼を指令、救援班を編成。各地の潜水夫は、休日或は就業中の為、連絡は困難を極め、焦燥感深まる。三時−−静岡中央署では潜水夫の発見時、道もない山間部へ如何に急速に送り込むかの討議を行う。結論的には米軍又は自衛隊のヘリコプターを依頼する事に決定。米軍基地は救援要請を承諾する。現場では依然正確に排気泡が水面に浮んでいる。駿府公園でのヘリコプター誘導着陸の手筈は、気流悪く地理不案内のため米軍出発遅れる。水温その他の関係で事故者の体は三時間以上危険との情報が入り一同憂慮する。五時−−ヘリコプターの遅延の為、中央署では潜水夫一組を静岡−−千頭の陸上輸送を決定、悪路を覚悟でジープ出発。佐野組、千頭に到着。直ちに井川へ。九時半、工事関係者、村民の見守る内に佐野組の徹が潜水開始。同四十分−−静岡からの平山組も到着。引上準備のため三回潜水、二十分後に引上げの合図がある。同四十一分二本の生命鋼が引かれ、潜水帽が二つポッカリとうかび、救出成功、全山は歓声にゆらぐ。


解説

去る五月二十九日、静岡県安倍郡井川村に建設中の井川ダムで起った実話に基いて、「誘惑からの脱出」の島耕二と「妻こそわが命」の共同脚色者の一人、星川清司が共同で脚本を作成、島耕二が監督、「誘惑からの脱出」の高橋通夫が撮影したセミ・ドキュメンタリー作品。出演は浜口喜博、中江文男、星ひかるなど大映東京撮影所俳優部一四七名総出演のノン・スター・キャスト。この映画化にあたり静岡県警察本部、中部電力、間組などの現地機関の全面協力を得た。


配給大映
制作国日本 (1957)
ジャンル 

1957年08月20日より



スタッフ

監督
脚本
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
調査

キャスト

俳優名役名
中江文男潜水夫岡本
町田博子妻しげ
坂倉はるえ子供せつ子
藤田安男子供純
藤山浩一伊東
島田重雄
金沢義彦四郎
星ひかる井川ダム建設所長田沢
川島祥二井川ダム建設所技師長竹内
八木沢敏井川ダム建設所技師山田
小原利之井川ダム建設所事務課長古海
大塚弘診療所医師中島
有島圭子看護婦
米沢富士雄事務所の男
石井竜一労務者A
杉山明労務者B
松山浩二見張所の男
宮島健一千頭出張所長望月
杉森麟大井川橋梁所長藤本
酒井三郎静岡連絡所長石川
遠藤哲平静岡中央署長安藤
杉田康静岡中央署次席福田
津村雅弘静岡中央署警部
花野富夫静岡中央署巡査A
田宮二郎 (Jiro Tamiya)静岡中央署巡査B
武江義雄静岡中央署巡査笠原
花村泰子女事務員
隅田一男通訳
広川雅英清水の巡査小田
佐々木正時井川村の駐在千田
宮島城之新金谷駅営業部長近藤
谷謙一新金谷駅技術部長大木
山口健新金谷駅常務伊佐
毛利敏夫中部電力鈴木
浜口喜博清水の潜水夫手山
飛田喜佐夫清水の潜水夫川津
高村栄一清水の潜水夫星
小津明星の弟
南方伸夫焼津の潜水夫佐野
月田昌也息子徹
坂口茉砂子近所のおかみさん
小杉光史焼津港湾事務所の小使
川井脩井川の男A
夏木章井川の男B
津田駿二井川の男C
黒川清司井川の男D
須藤恒子婆さん
本山雅子村の娘A
久保田幸子村の娘B
半谷光子村の娘C
有吉恵子村の娘D
高野英子茶摘みの娘A
明月のぶ枝茶摘みの娘B
芥川竜子電話をかける娘
美川陽子おかみさんA
松村若代おかみさんB
高田宗彦静岡の新聞記者A
高浜裕静岡の新聞記者B
細川啓一静岡の新聞記者C
成田昇二静岡の新聞記者D
月島小夜子見合いの母
樋口登志子見合いの娘
島照彦車中の新聞記者A
藤島旭夫車中の新聞記者B
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