怒りの孤島

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

瀬戸内海の愛島は、岩石ばかりの小さな島、鯛の一本釣りをする親方によって支配されている。激しい渦潮の中で小舟をあやつるのは舵子といわれる少年たちで、労働と虐待に暗い日を送っていた。そこへ光男、悌三、幸太郎、太一、進、忠、一夫という七人の少年が、仲介人の猪造に連れられ、舵子になるためにやって来た。古くからいる鉄は親方の怒声と鞭によって、ほとんど無表情になっている。彼の親友直二は、鰯を盗んだというだけで、小さなエサ箱にとじ込められ、食物を断たれていた。鉄はそうした直二に、ソっと食物をさし入れることによって、わずかに人間らしい心をとりもどすのだったが、新しく島に来た幸太郎等は、鉄の冷たい態度を理解することができなかった。だが、やがて少年たちは、激しい労働にたえられず、島を脱出しようと計画する。幸太郎も、鉄の直二に対する愛情を知って仲直りした。盆踊りの夜、彼等が直二を訪れると、憐れな少年はエサ箱の中で飢死していた。いよいよ一同は脱出を決行する。鉄も直二の死体をかついで、少年たちのあとを追ったが、彼一人親方に捕まり、むごい仕打ちをうけた。これを見た分教場の吉川先生の娘絹子は、そっと鉄を自宅に引きとって看護するのだった。やがて脱出した少年たちによって、島の実情が明るみに出され、警察は調査に乗り出した。舵子たちにも新らしい日がさしはじめたが、古川先生の家で元気になった鉄は絹子の親切に感謝しながらも、辛い思い出の島をたち去った。


解説

「純愛物語」の水木洋子が書いた原作(NHK放送劇)を水木洋子自ら脚色、「裸の町」の久松静児が監督した社会ドラマ。撮影は「お姉さんといっしょ」の木塚誠一。主演は鈴木和夫など、この映画のために選ばれた少年たちを中心に織田政雄、岸旗江、岸輝子、左卜全、原保美など。色彩はイーストマン・カラー。


配給
制作国日本 (1958)
ジャンル 

1958年02月08日より



スタッフ

監督
脚色
原作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
鈴木和夫中谷録
手塚茂夫寺田悌三
紫田昭雄伊藤光男
土屋靖雄森幸太郎
後藤茂章月森太一
秋山由紀雄鈴木進
小見山清岩井忠
石原三吉田辺一夫
佐藤紘日沼直二
立野一義木村文男
水谷勝根本久夫
新井昌信田所謙一
織田正雄吉川先生
岸旗江妻芳子
二木てるみ娘絹子
中村栄二親方松右衛門
月野道代妻その
稲葉義男権太郎
岸輝子妻とり
武田正憲藤作
福原秀雄伝六
中村俊一綱三
辻伊万里妻とよ
御橋公西崎源平
佐藤英夫長男浩
大森暁美長女絲子
浮田左武郎仲介人猪造
左卜全ニコヨン重助
中村美代子光男の母かつ
松下達也高橋児童課長
日野通夫小宮児童課員
原保美木谷監督官
浜村純三田警部補
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