フランキー・ブーチャンの殴り込み落下傘部隊

上映スケジュールはコチラ!

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

−−祖国を目指す日本帝国軍艦。そのヘンポンと飜る軍艦旗のそばで、サンマを釣っては焼いている二人組がいた。いわずと知れた門馬二水と間々田二水である。−−総員甲板洗いの最中なのに彼らはノウノウとしているのである。何故なら、彼らは飛行機が不時着し酒巻兵曹と共に救われた身で、いわば員数外であったからである。祖国についた三人のうち、酒巻を除いては戦死とされ、幽霊兵隊になっていた。行き所のない二人は分隊行進をしていた一隊の後にくっつき、基地へもぐりこんだ。隊の人事係は驚いた。そうして、仕方なく二人を炊事班の手伝いにしたが、司令長官のトンカツ原料の豚を捕えるのに彼らは苦労し、仕事がたちまち嫌になった。仕事をかえろと申し出、次ぎはドブ掃除専門の作業班に入った。前科者ばかりのこの班を、二人は煙にまき、ボスになったのも束の間、作業班は他の部隊へ転属になり、彼らは取り残された。そこへ、部隊長森田中尉が通りかかり、行き所のない二人を自宅へ連れ帰り、妹の安子と共にもてなす。翌日、二人が入れられた彼の部隊にはコハイカニ、酒巻と、前科ものの班が待っていた。はげしい落下傘訓練が始ったが、二人はヘマをくり返すばかりだった。司令長官の前での降下演習に、彼ら二人だけが失格になりそうになったが、安子のとりなしで出場できた。しかし、降下の結果は、二人ともロクな場所に落下しはしなかった。間々田は高圧線で感電重傷する有様。ついに出撃命令が下り、兵隊たちは家族と最後の面会に外出した。ヘマの故で、外出止めを食った二人は酒巻に連れられ町へマラソンに出た。ゴールは森田中尉の家である。やっとたどりつくと、うれしいことにそこには酒巻、森田、安子らのはからいで、間々田の女房お光と門馬の祖母とが待っていた。次の日、彼らは、一人は女房の、一人は安子の写真を胸に南方へ飛び立ち、X島の油田地帯に降下した。二人が、舞い降りたところは、なんと爆薬が仕掛けられた石油タンクの上だった。導火線は燃えている。二人は落下傘がとれずにモタモタしている。導火線が燃え尽きようとした時、酒巻兵曹が飛びこんでき、体ごと火をモミ消した。こうして、かの石油タンクは、二人が占領したことになったのである。


解説

梶野悳三の原作を「童貞先生行状記」の柳沢類寿が脚色し、同じく春原政久が監督した娯楽喜劇である。主演は「童貞先生行状記」のフランキー堺と「集金旅行」の市村俊幸の、「フランキー・ブーチャンのあゝ軍艦旗」の新兵コンビで、ほかに小沢昭一、中原早苗、美多川光子、内藤武敏、河野秋武、小川虎之助などが助演している。


配給日活
制作国日本 (1958)
ジャンル 

1958年01月09日より



スタッフ

監督
脚色
原作
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集

キャスト

俳優名役名
フランキー堺 (Franky Sakai)門馬三太郎
市村俊幸間々田伍作
小沢昭一 (Shoichi Ozawa)酒巻兵曹
中原早苗女房お光
内藤武敏森田中尉
美多川光子妹安子
河野秋武戸田一水
坂東正男スチール
田中筆子門馬の祖母
相馬幸子森田中尉の母
小川虎之助基地司令長官
天草四郎艦長
鴨田喜由副官
三原一夫下士官(軍艦)
山田禅二下士官(基地)
柳谷寛高村大尉
加原武門横山班長
衣笠一夫炊事班長
三遊亭万遊焼芋屋
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック