色競べ五人女

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

美貌の若手女形尾上丑之助は多くの女たちから慕われていたが、その中の一人、三河屋のお梅に横恋慕する伝吉という男から、自分と間違えて父親菊五郎を殺されてしまった。罪多い役者稼業をやめ仏門に入る決心を固めた夜、丑之助は義母お袖からいい寄られ、不義密通の現場を見られた番頭新兵衛を誤って殺してしまった。たまたまそれを目撃した兇賊岩田長十郎は、お袖から金を取って姿を消した。当の丑之助も行方をくらました。−−七年後、仏門に帰依した丑之助は延命院の日当と名乗り、老住職日暁の許で看経怠りなかった。そこへ偶然、落ちぶれた岩田長十郎が現れ、日暁の慈悲で柳全と改名、寺男に住込んだ。美貌の日当を目あての参詣人の女たちで延命院は大いに繁昌した。柳全は日当に気のある後家のおむらに、仲を取り持つといって袖の下をせしめ、日当の弱身につけ入って悪事を働くようになった。代参に来た大奥老女久米村も日当に心を奪われ、彼にいい寄った。いまは久米村のおつきになっているお梅も、日当と久米村の情事を知るや日当に取りすがるのだった。柳全は延命院を邪淫の殿堂にする悪計をたて、仲間になっている伝吉とかたらって日暁を殺し蓮華往生の秘法を公開するというふれ込みで大殿堂を建立した。悪計は図に当り、柳全たちは寺に集る女たちを手玉にとっては連夜酒池肉林の色模様を繰りひろげた。延命院の秘法に疑問を持った寺社奉行脇坂淡路守はかつて慈悲をかけてやったことのある久助とおよしの注進で内偵をすすめるうち、久米村の折檻をのがれて延命院を脱出したお梅の訴えにより、ついに捕手は延命院に乗込んだ。悪人どもは捕えられ、もはやこれまでと観念した日当は本堂に火を放ち、燃上する蓮華台に登って自ら命を絶った。


解説

「戦雲アジアの女王」の関沢新一に小池淳が加わった脚本を、「人形佐七捕物帖 花嫁殺人魔」の加戸野五郎が監督、「スーパー・ジャイアンツ 宇宙艇と人工衛星の激突」の鈴木博が撮影した異色時代劇。主演は「稲妻奉行」の和田桂之助、「女王蜂(1958)」の三原葉子、「人形佐七捕物帖 花嫁殺人魔」の日比野恵子。ほかに北沢典子、荒川さつき、山下明子、天知茂など。


配給
制作国日本 (1958)
ジャンル 

1958年03月09日より



スタッフ

監督
脚本
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
和田桂之助延命院日当
北沢典子お梅
荒川さつき老女久米村
三原葉子後家おむら
山下明子お袖
橘美千子おふじ
日比野恵子およし
小倉繁延命院柳全
中村竜三郎大工久助
天知茂脇坂淡路守
高松政雄同心長田伝蔵
鮎川浩伝吉
菊地双三郎番頭新兵衛
横山運平老人嘉七
若月輝夫延命院日念
西一樹源次
沢井三郎住職日暁
市川門三郎尾上菊五郎
九重京司市川団十郎
花岡菊子乳母お兼
水原爆岡ッ引
宮田文子淡路守奥方
高村洋三酔っ払い武士
倉橋宏明脇坂家用人
加藤章白装束の男
広瀬康治大工棟梁
小森敏延命院役僧
勝又馨お供の男
信夫英一老中松平候
築地博茶坊主
太田泰子大奥の腰元
柿市安代町娘
秋田真夢町娘
西朱実町娘
長谷川恵子町娘
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