続禁男の砂

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

東京で銀行強盗を働いた上田と武夫は、武夫の故郷輪島へ渡った。上田は生物学者というふれこみで、しばらくホトボリをさますつもりだった。奪った七百万円のつまったトランクは、海女も寄りつかぬ竜神ケ淵の洞穴へかくした。海女の久子は上田にひかれた。同僚の松子もはり合った。研究材料と称するヒトデを、鮑はそっちのけで、上田に集めてやる。村人たちは上田を学者先生と思いこみ、村の祭りの祭主になってもらった。祭の日、警官がやってきた。が、それは上田らを捕えにきたのではなかった。上田は久子と踊ったのち、彼女を抱いた。武夫が一度久子が竜神ケ淵に近づいたので、口止めのため抱けと言ったのだ。しかし、上田は本当に彼女を愛していた。が、彼女に淵へ近寄らぬと誓わせた。しかし、久子は上田のためにヒトデを集めようと、淵へもぐった。彼女はトランクを見つけ、その中味を知った。駈けつけた上田を責めても遅かった。二人は愛し合っていたのに。−−久子の妹芳枝は、上田の持ってきた潜水具を使って姉のためとこっそり、淵へもぐった。事故が起り芳枝は再び浮き上らなかった。その葬式の日、彼女の若い夫は上田をなぐり倒した。恨んでいたのだ。久子は上田のことをぜんぶ話してしまおうとした。が、どうしても出来ない。傷心の上田は輪島を離れ、和倉温泉へ行った。久子が追ってきた。二人が輪島へ戻ったとき、久子の父剛二郎は病気だった。破傷風だ。その血清は本土にしかない。ちょうど嵐になる。上田は素性を明すことで、本土から警官を呼び、その保安庁の船に血清を積ませようとした。それを阻止しようとした武夫は、上田と争った末、灯台から落ちて死をだ。−−血清が着き、病人は助かった。上田は警官に連れられて、船へ乗りこんだ。「待ってる、いつまでも。」久子はそのまま立ちつくした。


解説

「海人舟より 禁男の砂」の続篇で、高橋半の脚本を、「若い広場」の堀内真直が監督、「娘三羽烏」の小原治夫が撮影した。前作同様、「夜の波紋」の大木実と、「二等兵物語 死んだら神様の巻」の泉京子が主演。ほかに瞳麗子、日守新一、坂本武、青江奈美など。色彩はイーストマン松竹カラー。


配給
制作国日本 (1958)
ジャンル 

1958年05月08日より



スタッフ

監督
脚本
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集

キャスト

俳優名役名
大木実上田
諸角啓二郎市川武夫
泉京子久子
青江奈美芳枝
坂本武剛二郎
日守新一船長
中村是好組合長
佐竹明夫灯台長
松本克平八木沢医師
三上真一郎常夫
瞳麗子松子
柴世津子文子
磯野秋雄高松巡査
永井達郎
南郷佑児井上(通信員)
川村耽平蛯名(通信員)
須賀不二男新関刑事
園田健二清田刑事
土紀洋次小学校の先生
志賀真津子小学校の先生の妻
玉島愛造和尚
小林和雄七尾線の車掌
桜むつ子秀子(栄楽)
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