人形佐七捕物帖 浮世風呂の死美人

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

神田お玉が池の丁字湯で湯女が殺された。大火傷の痕が顔にある男がのぞいていたというのがただ一つの聞き込み。殺された湯女は何か紐のようなものをにぎっていた……。そのころ、江戸ではひいき役者の似顔を持っていれば魔よけになるといわれていた。一年前に不意に姿をけした人気女形菊三郎の似顔を持っている娘だけが狙われる−−かくて人形佐七の登場となるのだが。佐七は浮世絵の板元から菊三郎の絵は五枚を残してすべて一人の武士が買ったことを知る。上総屋の女中お勝、柳屋の娘お咲がすでに殺されたお春お染についで殺されたり襲われたりした。菊三郎に謎がある−−と知った左七は、自ら菊三郎に化けた松平藩国表の家老成瀬兵部の息子京之進から、松平の殿様が正室お吟の方と嫡男鯱丸に見向きもせず、江戸にいる側室お国の方にうつつを抜かしているということを知る。これにはお家騒動のにおいがする、佐七はそう直感した。しかも菊三郎は絶対一人でないと風呂に入らなかったという−−菊三郎−−お国の方? はっと思いついた佐七は上総屋清兵衛、実はお国の方の兄と松平藩江戸家老安藤伝十郎の奸計にかかってとらわれの身となっていた。美人殺しは菊三郎−−お国の方のなぞを永遠にほうむるための似顔絵集めだったのだ。お吟の方と鯱丸の江戸入りの日、伝十郎たちはかねて計画通り二人を毒殺、お国の方と竹丸で松平藩を乗っ取ろうとした。その時白扇が飛ぶと見る間に京之進と左七が躍り出た。かくて松平藩のお家騒動は静まり、大江戸八百八町も平静にかえったのだった。


解説

横溝正史の『まぼろし役者』より、「勝利者の復讐」の金田光夫と、文珠三郎が脚色、「阿波狸変化騒動」の毛利正樹が監督、「スーパー・ジャイアンツ 宇宙怪人出現」の鈴木博が撮影した人形佐七シリーズ第四話。主演は「楠公二代誠忠録」の若山富三郎、「色競べ五人女」の日比野恵子、「天下の副将軍 水戸漫遊記」の天城竜太郎など。


配給
制作国日本 (1958)
ジャンル 

1958年06月01日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
若山富三郎 (Tomisaburo Wakayama)人形佐七
杉山弘太郎
水原爆
久保春二上総屋清兵衛
日比野恵子洗い髪のお絹
鳴戸洋二三太
芝田新安藤伝十郎
若杉英二成瀬京之進
守山竜次松平越後守
若杉嘉津子お国の方
高松政雄神崎甚五郎
岬洋二鬼瓦宗兵衛
野崎善彦ちょろ松
市川門三郎阪東三津蔵
石川冷蔦重
高村洋二留吉
美舟洋子お熊
原知佐子お春
松浦浪路お品
山川朔太郎吾作
国創典お春の父
天野照子お春の母
筑地博お品の父
上野綾子お咲
双葉みどりお松
倉橋宏明成瀬兵部
三島京子お吟
岡崎孝鯱丸
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