恐怖の対決

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

元ボクサー川崎五郎は刑務所から出てきた。帰ってみると弟の文雄はジムに通ってボクサーになろうとしていた。勤め先が給料を払わぬ代りにと、タイヤを持ち出し売りさばき警察にショッ引かれた。五郎は彼を迎えに行ったが、彼は恋人の文枝と二人でやって行く、かまわないでくれと家出してしまった。兄の気持が判らずただ反感を持っていた。五郎は刑務所で知り合った牧野伝からの言づてを、彼の情婦小田切夏子に知らせた。彼女はお好み焼き屋“鉄板”を経営し、かつての五郎のファンだった。五郎は八百長に耐えきれず相手をKOし、リングの黒幕たちに襲われ、傷害罪で入所したのだった……。五郎は夏子の世話で、海岸倉庫の守衛になった。鉄板で五郎は光枝と顔を合わせた。彼女はバスガールだが、文雄にかくして鉄板のコールガールになっていたのだ。文雄と自分のために方法を選ばなかった。刑を終えた伝が出所してきた。彼は暗黒街のボスだった。光枝が五郎の弟の恋人と知ると、文雄のパトロンになった。文雄はボクサーになって金を握り、自動車修理工場を持とうと夢見ていた。五郎は伝のパトロンを断れと弟に迫った。乱闘になり、文雄は兄にKOされた。光枝から文雄の夢を知らされ、五郎は兄に任せろと云った。その夜彼の倉庫が伝の一味に襲われたが、彼らは失敗した。五郎は弟のためにファイト・マネーを得ようとリングへのカムバックを決意した。が、彼は晴れの試合に相手にKOされた。しかし、夏子の援助で文雄は店を開くことができた。が、五郎の出場について伝が骨を折り、それを種に信用組合襲撃を持ちかけてきた。五郎は断った。「今夜九時に鉄板に来い。女のことで話をつけたい」伝はそういい残した。その夜、伝たちを警官達が待ち構えていた。五郎の裏切りか? 伝は報復に文雄の家に押し入った。その頃、鉄板で五郎は夏子から慕情を告げられた。一緒に逃げて警察へ知らせたのは彼女だった。伝に脅されて光枝が呼び出しの電話をかけてきた。文雄はひそかに警察へ知らせようとし、伝に射たれたが、光枝が体でさえぎり、倒れた。許して。文雄は彼女がコールガールをしたことを怒っていたのだ。文雄は伝と闘う。そのとき五郎が着き、乱闘が続く。夏子が拳銃で伝を倒し、自分も撃たれて死んだ。−−文雄と五郎は仲良く店を守った。光枝は怪我ですんだ。


解説

悪に対決する兄弟愛を、格闘と恐怖のサスペンスの中に描こうというアクション・ドラマ。馬場当・富田義朗の共同脚本を、「その手にのるな」のコンビ岩間鶴夫が監督、小杉正雄が撮影した。出演は「続禁男の砂」の大木実、「夜の波紋」の杉田弘子に、有沢正子・清川新吾・佐竹明夫ら。


配給
制作国日本 (1958)
ジャンル 

1958年07月20日より



スタッフ

監督
脚本
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集

キャスト

俳優名役名
大木実川崎五郎
清川新吾川崎文雄
浦辺粂子川崎しづ(母)
有沢正子渡辺光枝
杉田弘子小田切夏子
杉浦直樹 (Naoki Sugiura)牧野伝
高野真二牧野の乾分辰
須賀不二男山田専務
佐竹明夫葛城(小説家タイプの男)
柴世津子あけみ(コールガール)
清水幹世筧(職工)
田村保ブタ(囚人)
稲川善一刑事A
井上正彦刑事B
園田健二乾分
土田桂司警官
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