おトラさんのお化け騒動

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

その朝、日野江家の主人牛三氏はゴキゲンが悪かった。ラジオ体操から帰ってきた女房の馬子、娘のトリ江、女中のおトラさんたちにヤツ当りである。タツオが彼の大事なヘソクリを見つけたからであった。タツオは逆にオヤジを強迫し、牛三氏はグーの音も出なかった。−−京都生れの女中おはなさんがやってきた。東京に不案内な彼女に、女中連は親切だった。ある晩、おはなは近所の池のほとりで幽霊を見たと云った。女中連はおじ気づいた。長さんまでが逃げ腰である。男勝りのおトラさんの御出馬となったが、正体はお化け映画のポスターと判った。おトラさんに郷里から妙な電報がきた。「三十三カイキニツキオイデコウ」確かに父親の三十三回忌にあたるが、田舎に身寄りはないはずだ。おトラさん、いささか薄気味悪かった。−−郷里・潮来では盆踊りコンクールを計画していた。おトラさんの晴れ着姿が彼女を踊りの師匠と間違わせ、下へも置かぬもてなしである。おトラさんは無事法要をすませ、宿へ帰ると、父の位牌が後を向いたり電燈がスーッと暗くなったりする。おトラさんは父のお墓に何かあったのかと墓地へ向った。そこでは土地の悪童高校生が試胆会をやっていた。通りかかったおトラさんをおどしても何も気づかず平気の平左、が、彼女は突然卒倒した。大嫌いなガマ蛙がいたので。−−おトラさんキトクの報が日野江家についた。一家は女中連や御用聞き達を総動員して潮来へ向った。が、キトクのはずのおトラさんは盆踊りコンクールの先頭で踊っている。彼女は墓場で会った目の悪い少女を助ける金のため、踊りの師匠になりすましていることを、皆に打ち明けた。衆議一決、皆はおトラさんを助けるために、踊りの論の中に入った。おトラさんの頭……いや顔がひときわ晴れ晴れと輝いた。


解説

西川辰美原案、有崎勉原作のKRTV連続放送劇の映画化シリーズで、今回は初のスコープ版。脚色は「大笑い捕物帖」の新井一、監督は「花ざかりおトラさん」の小田基義、撮影は伊東英男。柳家金語楼をトップに、川田孝子・柳沢真一・有島一郎・若水ヤエ子といったお馴染みの顔ぶれ。


配給東宝
制作国日本 (1958)
ジャンル 

1958年08月05日より



スタッフ

監督
脚色
原作
原案
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
柳家金語楼おトラさん
有島一郎牛三
水の也清美馬子
川田孝子トリ江
日吉としやすタツオ
若水ヤエ子お八重
小桜京子お豆
小柳節子てる子(十才前後)
左卜全住職
中村武小坊主
小西得郎小西
宮田洋容番頭(まこも荘)
氏家真紀女中(まこも荘)
水町千代子おタケ
丘みどりおはな
柳沢真一長さん
大辻三郎魚サブ
平凡太郎平さん
滝雅男八百屋
八波むと志八郎(高校生)
由利徹徹三(高校生)
南利明利雄(高校生)
青木はるみ民謡歌手
梅野公子蛙を持つ老婆
春日千里踊りの師匠
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