浮世風呂

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

天保十三年、老中・水野越前守は堕落した世上風俗の一大刷新を行った。江戸下町に、湯女を抱え妓楼同様の丹前風呂をかまえる柳湯にも刷新の波は押寄せてきた。主人の与兵衛は家付女房のおりくに健全な風呂に戻すように言うが欲張りのおりくは禁止を前に稼げるだけ稼ごうとする。ところが、目明しの勘助から、目付役人が変装して風呂屋の内情を探り取潰しの有無を決定すると聞いておりくは愕然、早速番頭忠助に見張りを命じた。風呂には、まず怪しい二人連れ−−文無し田舎侍・加藤伝八郎と槙源之進である。二人は役人に間違えられたのを幸いいつづけをきめこんだ。そのほかに、また怪しい奴、忠助の注進で慌てて供応したが、それは湯女に売り飛ばされた許婚おしんを尋ねてきた百姓巳之助であった。おしんと会えた喜びも束の間、正体がばれて忠助に叩き出された。そんな一日、馴染みの色事師・神谷栄三郎が一年ぶりで上方から帰ってきた。与兵衛とおりくの娘おふじはこの栄三郎を慕っていたが、栄三郎は、まだ子供だ、と相手にしない。ある夜、おしんと巳之助が駆け落ちして出た。その騒ぎの最中、湯女のおみよが何者かに殺されるという事件が起った。取調べに当った同心・田辺吉十郎は、駆落ちの途次捕えた、おしんと巳之助を犯人と断定した。が、この時、栄三郎は、日頃おみよから馬鹿にされていた知的障害者の下女おまさが殺したのだ、と反対した。意地になって自説をまげぬ吉十郎に、栄三郎は「自分こそは大目付、神谷栄三郎改め、主水正」と正体を明かした。数日後、栄三郎の計いで取潰しを免れた柳湯では、健全経営へと改築を始めた。湯女たちは前借を棒引きしてもらい故郷へ帰ることになった。そして栄三郎は長崎奉行所へ栄転することになり、赴任する彼の傍には、おふじが寄りそっていた。


解説

丹前風呂を舞台にした風俗ドラマで、「女狐風呂」の小国英雄の脚本を、久方振りに木村恵吾が監督した。撮影は「欲」の竹野治夫。「駅前旅館」の伴淳三郎をはじめ、水戸光子・伊藤弘子・松本錦四郎・伊藤雄之助・福田公子らが出演している。


配給松竹
制作国日本 (1958)
ジャンル 
公式サイト公式サイトはこちら

1958年08月24日より



スタッフ

監督
脚本
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集

キャスト

俳優名役名
伴淳三郎与兵衛
水戸光子おりく
松本錦四郎巳之助
伊藤弘子おふじ
高屋朗甚兵衛
桜むつ子おもと
桜京美おまさ
森八郎忠助
山鳩くるみおしん
千典子おみよ
福田公子おつや
村山佳子おとし
伊吹友木子おたね
大津絢子湯女おきみ
石井トミコ湯女おせん
滝川美津枝湯女おちよ
山路義人竹内嘉門
野沢英一平兵衛
市川男女之助清七
伊藤雄之助槙源之進
中田耕二加藤伝八郎
大邦一公田辺吉十郎
藤間林太郎新蔵
泉一郎勘助
青山宏金太
中山大介宇之吉
田中好太郎太吉
片岡市女蔵痣の男
市川春代お園
佐乃美子お粂
関千恵子照葉
近衛十四郎神谷栄三郎
中原伸梅床の客A
笹川富士夫梅床の客B
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