これが最後だ

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

島田家の愛娘・美佐子が幼稚園の帰途、誘拐されてしまった。高橋刑事らはただちに捜査本部を置き、取調べを始めた。が、犯人の手がかりは全くつかめなかった。−−島田家の人々にとって憔悴の夜が明けた。高橋は島田の会社の金を使いこんで一年前止めた運転手・小谷も取調べたが、ただ否認するばかりだ。彼は小谷を釈放した。が、高橋には犯人は必ず島田家に連絡してくるという確信があった。−−美佐子の母・古代は泣くばかりだった。犯人−−深井慎二と名乗る男から、タイプした手紙が来た。子供は無事。警察に訴えると、子供の命を貰う。島田夫妻の心はグラつき、自分たちだけで探そうとしたが、高橋は許さず、極秘裡の連絡を頼んだ。夫妻は美佐子さん探しに五十万の懸賞をかけた。テレビやラジオでは、犯人に哀願した。夜十時に谷中墓地へ百万円持ってこいという怪電話があり、刑事が張込むと、ただの金とりの偽犯人だったりした。−−深井からまた手紙が来た。明日、一本道のポストの前で六百万円のダイヤと引換えに子供を渡す。その日、島田が立った周囲には変装した刑事が張込んだ。しかし、犯人は現れなかった。深井は電信工夫を装って近くの電柱の上で、すべてを見ていたのだ。その失敗に古代は興奮して島田氏へ叫んだ。−−あなたと警察が美佐子を殺したんです。が、美佐子は生きていた。電話で、“ママ”と呼んだのである。深井は情婦恵子とアパートの一室で美佐子を養っていた。一週間たち、深井は警察に知れずにダイヤを持ち出す手段をやっと思いついた。伝書鳩。美佐子の友達・松雄に鳩を持たせて島田家へやった。高橋は例の工夫がにせ物だということを知り、またその左手にホクロがあることを煙草屋から聞きこんでいた。島田は鳩にダイヤをつけて放した。高橋はパトカーに鳩を追わせたが途中で見失った。深井はダイヤを手に入れると、香港へ飛ぶ手配をした。子供を或る劇場の席に残し島田家へ連絡した。高橋は再び小谷を取調べた。島田のダイヤを知っている線からだ。すると、同じタクシーの運転手仲間の深井に、ダイヤの話をしたと言った。元電信工夫。高橋は小谷を釈放し、彼を尾行させ、その訪ねたアパートで深井と恵子を逮捕することができた。


解説

愛娘を誘拐された両親、その犯人を追う刑事、逃げのびようとする犯人、これらの窮地に追いつめられた人間の心理を描こうというドラマ。甲斐久尊のオリジナル・シナリオを、「知と愛の出発」の斎藤武市が監督、「西銀座駅前」の藤岡粂信が撮影した。新人の待田京介・木城ゆかりに、永井智雄・内藤武敏・山岡久乃らが出演している。


配給日活
制作国日本 (1958)
ジャンル 

1958年10月01日より



スタッフ

監督
脚本
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集

キャスト

俳優名役名
待田京介深井慎二
木城ゆかり恵子
永井智雄 (Tomoo Nagai)島田広志
山岡久乃古代
川村恵子美佐子
葵真木子妙子
雪岡恵介大野
内藤武敏高橋刑事
河合健二刑事A
河上信夫刑事B
近藤宏小谷
亀谷正博松雄
南部美乃加納先生
高田栄子保母
阪井幸一朗関口
深江章喜偽犯人
三船好重煙草店のお内儀
衣笠一夫電信工夫
露木護新聞記者A
英原穣二新聞記者B
須藤孝新聞記者C
柴田新パトカーの警官
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