喧嘩太平記

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

−−深川不動尊の裏手で、半次郎・安・多助の三人が木場の小六の若い衆を相手に丁半賭博のいかさまをやった。直参畷彦四郎は日頃可愛がっていた三人をこっぴどく叱りつけ、自分の刀を質に若い衆に金を返した。木場の小六は陰ながら彼を感心して見送った。彦四郎は腕と度胸と気っぷの良さで今評判の男である。彼は本家の頑固爺・松平彦九郎から“御番入り”をしろと命ぜられ、支度金三十両を残された。それを返しに行く途中、半次と多助からこの前のイカサマは安の子供が病気なのを助けるためと知らされ、金を安に与えてしまった。代りに家宝の甲冑を質に入れ、金をつくろうとするが、全額はとてもおぼつかない。彼の女中お直は料理屋春駒の年季女中になり、三十両と置手紙を残して去った。彦四郎は御番入りすることにした。お直の心情に感じ入ったのか。その披露宴で、彦四郎は支配頭鬼沢・甲賀・真山・土岐・殿村らのしつような辱めを受ける。耐え続けた彼の堪忍袋がついにきれたとき、木場の小六が若い衆をつれて現れ、即興の深川踊りでその場を収めた。−−勤めが始り、彼への辱めは続いた。お茶の番しかさせぬのである。彼は耐えに耐えた。が、ついに彼は怒り、その一人。殿村のまげを切ってすて、残る四人のまげも十日以内にちょうだいすると宣言したのだ。小六らは横暴な旗本朱鞘組と対立していた。彦四郎は彼に協力して、朱鞘組をさんざんこらしめる。鬼沢たちはそれぞれ名ある剣客に警固されて登城した。まげを斬られては武士たる資格を失うのだ。老中は眉をひそめた。が、彦四郎は、土岐、甲賀、真山と次々にまげ斬りに成功した。残るば鬼沢のみ。彼の警固には鳳道場の左次馬があたっていた。その妻・加代は彦四郎の初恋の人だった。五年前、加代は家のために左次馬に嫁した。この女が彦四郎を訪ねて来、二人の試合を止めてくれというのだ。しょせん、左次馬には勝ち目がないから。彦四郎は一度は思い止ったが、彼の不参に小六の首がかかっていると聞き、決闘場へ駈けつけ、左次馬の腕を斬った。彦四郎は柳生家の後押しで指南番として仕官することになった。鳳家はお取潰しになるという。彦四郎は仕官の前にもう一人の男と試合をしたいと申し出る。負ければ、その男に仕官をゆずる。彦四郎は左次馬の弟・達馬と試合をし、負けた。そうすることで、彼は鳳家を救った。いや、加代を救ったのか。彦四郎はお直を春駒に迎えに行った。そして、昔通りの、小六らとともに朱鞘組をこらしめるといった生活を続けたのである。


解説

「浪人八景」の鈴木兵吾の脚本を、「国定忠治(1958)」の小沢茂弘が監督、「満月かぐら太鼓」の松井鴻が撮影した娯楽時代劇。「旗本退屈男」の市川右太衛門・東千代之介を筆頭に、里見浩大郎・花柳小菊・長谷川裕見子などが出演するほか、八千草薫が東映初出演する。


配給
制作国日本 (1958)
ジャンル 
公式サイト公式サイトはこちら

1958年09月23日より



スタッフ

監督
脚本
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集

キャスト

俳優名役名
市川右太衛門畷彦四郎
里見浩太朗 (Kotaro Satomi)鳳達馬
山形勲鳳左次馬
原健策鬼沢甚助
富田仲次郎甲賀弥左衛門
吉田義夫真山多門
沢村宗之助土岐仙之助
阿部九洲男殿村三郎太
長谷川裕見子お直
八千草薫 (Yachigusa Kaoru)加代
高島淳子弥生
花柳小菊玉奴
堀正夫宗門辰之進
仁礼功太郎大沢寛十郎
月形哲之介小野寺大和
楠本健二久世丹波
百々木直野々宮三四郎
月形龍之介松平彦九郎
益田喜頓板前崩れの半次郎
堺駿二羅宇屋の多助
宮坊太郎提灯安
香川良介柳生飛騨守
明石潮松平安房守
東千代之介 (Chiyonosuke Azuma)木場小六
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