抜き足差し足忍び足

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

桂馬の半助は根が善良なコソ泥。与力平出主水にはげまされて晴れの出獄をしたが、「いたち小僧人相書」を貼りまわっていた岡っ引ピン助とシャコ六にスリと間違われる。だがスられたのは半助。無一文ではどうにもならず、また泥棒をはじめようとした時、父親半兵衛の幽霊に出会う。半兵衛は二十数年前、預った百両を強盗にとられ、申訳なさに身投げして死んだが、死体が上らなかったので逐電とみなされ、口惜しさからまだ迷っているのだという。そして成仏するため百両工面してくれと半助に頼んだ。翌日、半助は身投げ娘を救ったが、彼女も百両の借金のため死のうとしたところ。そこへピン助・シャコ六が現われ、またもや娘いじめと間違われ、娘はそのまま走り去った。「あっちも百両、こっちも百両か」と半助は吐息をつく。主水に相談しようとしたが彼は不在。一大決心の末、ついに忍びときめこむが、どこも失敗。思案のあげく評判高い占い師天海を訪ね、そこで女中姿の娘おきぬにめぐり逢った。半助は、百両持ってきて必ず助けてやるとおきぬを感激させたが、忽ち天海の配下につかまった。危く脱出したおきぬは半兵衛幽霊に出会い、半助と間違えて一緒に逃げ出した。幽霊はおきぬを息子の恋人とさとり、彼女のいうまま竹林寺に逃げ込む。その頃、半助は天海(実はいたち小僧)の一味に引入れられ、商家を襲うため芋俵に身をひそめた。そこへピン助・シャコ六が見廻りに来た。半助は彼らに強盗の一件を教えた。夜更、いたち小僧が押入り、裏切った半助を捕えたが、その悲鳴が半兵衛幽霊に通じ、幽霊は勇躍、捕物の現場へ。その上、いたち小僧こそ半兵衛の仇とわかり、珍妙な捕物陣を展開、ついにいたち小僧は御用になった。かくて半助は百両の賞金を貰っておきぬと夫婦になり、半兵衛幽霊はめでたく成仏した。


解説

「消された刑事」の下飯坂菊馬と、「怪猫呪いの壁」の民門敏雄の共同脚本を、「消えた小判屋敷」の天野信が監督した。コソ泥と幽霊とを主人公とした人情喜劇。撮影は「花の遊侠伝」の牧田行正。堺駿二が二役で活躍するほか、島田竜三・美川純子・ダイマル・ラケットらが出演する。


配給
制作国日本 (1958)
ジャンル 


スタッフ

監督
脚本
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
島田竜三平出主水
堺駿二桂馬の半助
堺駿二半助の父半兵衛
美川純子おきぬ
中田ダイマル下ッ引シャコ六
中田ラケット中田屋ピン助
杉山昌三九天海
水原浩一牧村牧之助
寺島貢亀井大隅
本郷秀雄源造
宮坊太郎五郎蔵
天野一郎番頭茂兵衛
越川一権次
内海透長吉
浅尾奥山多左衛門
大美輝子おさい
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