天竜の鴉

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

天竜の勘太郎は、一宿一飯の恩義から駒蔵の助人を買って出た。が、相手の銀次を傷つけた時、意外なことを聞かされた。銀次の妹お静に横恋慕した駒蔵が、意に従わないその腹いせに銀次を斬ったというのだ。勘太郎は駒蔵の許へとって返した。駒蔵は酌婦のお峰をくどいている最中。勘太郎は駒蔵にタンカを浴びせた。お峰は、勘太郎の腕ッ節に惚れこみ、彼の跡を追った。勘太郎の行方を見失った駒蔵らは、折柄臨検中の役人に見つかり不正を見破られると役人を殺害、その現場に勘太郎の落していった煙草入れを残していった。銀次兄弟はこれを目撃した。−−勘太郎は、弟・吉三郎に逢うため故郷へ向った。吉三郎は登用試験に合格したのだが、士分でないため役人に登用されない。残された道は士分の株を買うだけ、運よく二十両でその株を売ってもよい人がいるという。勘太郎、何としても二十両の金が欲しい。お峰も考えこんだ。−−宿場には、近辺の御用聞き連中が詰めかけていた。役人殺しの犯人逮捕のためだ。駒蔵も何喰わぬ顔でその中にまじっていた。駒蔵の宿に、偶然お峰が女中として住みこむことになった。駒蔵は、二十五両の金を積んでお峰をくどいた。お峰は動揺した。この時、大盗祐天の新八が現われ、その金を奪って姿を消した。新八から事情を聞き金を受取った勘太郎は、お峰救出に向った。役人になった吉三郎の初仕事は、兄を逮捕することだった。お峰を救い脱出を試みようとする勘太郎の前に立ちはだかったのが吉三郎だ。その時、駈けつけて来たのが銀次である。仔細を知った吉三郎は、駒蔵を取り押さえた。天下晴れて、勘太郎はお峰とともに旅に出た。


解説

「血文字船」の柳川真一の脚本を、「花の遊侠伝」の安田公義が監督した股旅映画。撮影は「赤胴鈴之助 黒雲谷の雷人」の本多省三。


配給
制作国日本 (1959)
ジャンル 

1959年01月22日より



スタッフ

監督
脚本
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
勝新太郎 (Shintaro Katsu)天竜の勘太郎
梅若正二祐天の新八
鶴見丈二弟吉三郎
青山京子お峰
中村玉緒 (Nakamura Tamao)早苗
三田登喜子お静
小堀明男庵原の駒蔵
伊沢一郎志賀村の銀次
杉山昌三九橋場の牛五郎
寺島貢乾分権二
荒木忍太田律軒
見明凡太朗 (Bontaro Miake)役人戸山甚左衛門
浅草ゆめ子芸者お加代
光岡龍三郎乾分大六
南部彰三宮大工長五郎
尾上栄五郎役人五十嵐
天野一郎布袋屋の亭主
葛木香一北島伊織
阿部脩警戒の男
岩田正輩下
河田好太郎壺振りの男
沖時男目明し
中瀬礼二若侍海野
大林一夫三ン下
安田祥郎明侍村山
浜田雄史明侍河瀬
谷口和子牡丹の女中
小柳圭子布袋屋の内儀
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