隠密変化

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

大阪夏の陣が終って二五年、徳川の天下は太平に見えたが、豊家真田の残党等は鳥居因幡守と結んで家光殺害を狙っていた。寛永寺で家康の追悼法会のあった日、一党は大胆にも家光を襲った。その場にかけつけて、柳生十兵衛と名のって家光を助けるごとく振舞った怪しい人物があった。十兵衛の父但馬守はこれが偽物であるのを見破って小柄を投げつけた。妖術がとけて正体を現したのは白髪の疾風道人、実は霧隠才蔵の血をひく島左近であった。その頃本物の十兵衛は矢場のお秀を相手に酒を飲んでいた。父但馬守に家光守護を命じられた彼は、ある夜、家光に変装して神田川のほとりを歩いてみた。案の定豊家残党の一味は襲撃してきた。十兵衛の柳生流秘術は一味を次々に斬りすてたが、彼も短銃の狙撃をうけ川中に転落した。一味の因幡守は十兵衛の死が信じられず、矢場のお秀を人質にとらえた。これを見たのが、川におちた十兵衛を救けた庄太だった。彼は一度は一味の根城光福寺に捕えられながら、逃れて十兵衛に急を告げた。十兵衛は単身根城にのりこみ、一味の小百合をとらえて刀をつきつけ、自分を守りながら疾風道人に肉迫した。甲賀・伊賀隠密組の一隊も乱入して、十兵衛に助力した。かなわじと見た一味は本堂に火をかけて逃れてしまった。一敗地にまみれた一味は、今度は江戸市中に火を放つとの書状を但馬守のもとに送った。そして市中の警戒に旗本達を城から引きだし、手うすとなった城内に家光を襲うのが疾風道人の計画だった。当日がきて、市中に出た十兵衛は、書状に予告してあった刻限になっても平静な町々の様子を見て計られたのを知った。城内では腰元に化けた小百合をはじめ一味が家光に迫っていた。あわやという瞬間に、かけつけた十兵衛は、今度こそ疾風道人の一味総てを、討ち果すことができた。


解説

高木彬光の「隠密独眼流」の映画化。「裸女と殺人迷路」の渡辺祐介と「女吸血鬼」の中沢信が共同で脚色し「剣姫千人城」の加戸野五郎が監督した。撮影は「裸女と殺人迷路」の山中晋。


配給
制作国日本 (1959)
ジャンル 

1959年04月24日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
若杉英二柳生十兵衛
坂東好太郎 (Kotaro Bando)柳生但馬守
片岡彦三郎松平伊豆守
林寛鳥居因幡守
渡辺高光徳川家光
松浦浪路小百合
中村虎彦疾風道人
高松政雄山辺権十郎
若杉嘉津子お秀
長谷川恵子お梅
鮎川浩与吉
津田とおる庄太
西一樹甲賀竜斎
新宮路寛伊賀雷右衛門
由木城太郎穴吹小次郎
高村洋三三好玄蕃
倉橋宏明島浦源一郎
小高まさる矢田門四郎
水原爆用人宅兵衛
荒井八重子お松
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