山田長政 王者の剣

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

一六二五年のシャムロ王国(現在のタイ国)は、アユチャ王朝ソンタム王の治世下にあった。首都アユチャには、南国に新しい天地を求めて集った人々が日本人町を作っていた。山田長政を迎えたのは、槍の使い手大西五郎兵衛と足の不自由な有村左京の二人である。大西とは旧知の間柄だった。有村は長政の胸元に槍をつきつけた。かつて関ケ原の合戦で、長政と槍をかわした有村は、その傷がもとで足が不自由になったのだ。−−ソンタム王の誕生日。祝典が最高潮に達したとき、青年士官カムヘーンがビルマの大軍の侵入を知らせてきた。カラホーム軍務大臣が出陣を命じられたがシャムロ軍は大敗した。ソンタム王は危機を打開するため、日本人の協力を願い出た。長政は日本人義勇隊の先頭に立ち、ビルマ軍を壊滅させた。長政は伯爵の位を得た。が、シーオラウオン宮内大臣とカラホームは、長政に対する知遇を快く思わなかった。カラホームはシー・シン親王を擁して反乱を起した。猛将オーク・ロワン・モンコンが後押しをしているという。カンボジア軍も越境して来た。長政はこの危機を救うため、モンコンに一騎打ちを挑み、倒した。アユチャに凱旋した長政に、ソンタム王からナリニー姫が贈られた。御朱印船海神丸のもたらしたものは、切支丹禁制のための鎖国令のおふれだった。日本人町は、帰る者残る者でわきかえった。長政は、大西・有村のほか二十人ほどの日本人と残ることになった。−−長政はナリニー姫との間に子をもうけた。ソンタム王は他界した。シーオラウオンはシエター幼王をそそのかし、長政を六昆征伐の総将として派遣した。背後にイスパニヤの煽動があるという六昆軍は強力な抵抗を示した。さらにシーオラウオンは、カムヘーンに長政暗殺を命じた。カムヘーンは六昆におもむき、長政にポルトガルのワインと称して毒酒をすすめ、自分もこれを飲もうとした。長政は毒と知りつつこれを飲み、カムヘーンのグラスをたたき落して言った。「あなたはシャムロ王国に必要な人です。シーオラウオンの邪悪に向うのはあなたの勇気だけです。私はもう用のない人間です……」。ナリニー姫も毒酒を飲んで後を追った。かくて波乱に満ちた長政の生涯は閉じられた。


解説

大映がタイ国アスビン・ピクチュアーと提携した、初の日・タイ合作映画。バンコックに現地ロケを行った。村松梢風の原作を「孔雀城の花嫁」の小国英雄が脚色、「銭形平次捕物控 雪女の足跡」の加戸敏が監督したスペクタクルで、撮影は「鬼女系図」の牧田行正。


配給
制作国日本 (1959)
ジャンル 
公式サイト公式サイトはこちら

1959年05月01日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集

キャスト

俳優名役名
長谷川一夫山田長政
中田康子ナリニー姫
根上淳 (Jun Negami)大西五郎兵衛
市川雷蔵 (Raizo Ichikawa)オーク・ヤー・カムヘーン
金田一敦子パッタマー姫
浦路洋子王宮の侍女
若尾文子 (Wakao Ayako)津田あや
小沢栄太郎 (Eitaro Ozawa)オーク・ヤー・シーオラウオン
田崎潤 (Jun Tazaki)有村左京
舟木洋一シー・シン親王
永田靖オーク・ヤー・カラホーム
伊沢一郎喜太郎
倉田マユミおそで
浦辺粂子日本人町の老婆
荒木忍松本新左衛門
香川良介津田又左衛門
千田是也ソンタム王
清水元治兵衛
上田寛猪之吉
寺島雄作だるま屋の主人
東良之助大僧正
天野一郎魚売り
志摩靖彦チャオピヤ・プラクラン
羅門光三郎ビルマの将官
光岡龍三郎オーク・ロワン・モンコン
五代千太郎老婆の息子
伊達三郎 (Saburo Date)侍従武官
浅尾奥山典医
片岡半蔵果物売り
太田博之シエター王子
近江輝子酌女おてる
若杉曜子酌女およう
緑美千代酌女みどり
西岡タツオ僧侶
横山文彦船子頭
沖時男だるま屋の客
安田祥郎安蔵
遠山金四郎伝令の士官
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