双竜あばれ雲(前後篇)

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

前篇・金竜の巻−−江戸城の開城後もなお官軍に反旗をひるがえして戦う奥州諸藩の一つ日光お山同心隊は、今や激戦の果てに総崩れの寸前にあった。日光奉行・水上丹波はこの動乱の間隙をねらって日光御宝蔵の黄金二万貫と日光山領絵図を奪おうと腹臣・玉取鉄斎とはかり御宝蔵の鍵・金竜、銀竜を探しにかかった。金竜はお山同心・秋月左門、銀竜は川路右衛門が持っていた。一方この陰謀を知ったのは日光山中に住む平家の末裔・三位新九郎。元来平家の所有であった御宝蔵の金を取返そうとした。新九郎は左門の娘・早苗と右衛門の一子・主水の許婚同士が協力して両鍵を江戸幕府に届けようと旅立つところを迎えうち、金竜の鍵を手に入れた。さらに彼は銀竜の鍵も手に入れようとするが女軽業師お仙に邪魔されたばかりか、彼女に金竜をも奪い去られた。お仙は金竜を奉行所に届けようとしたが、途中ふと、お仙を斬れとの丹波の声を盗み聞き、早苗と主水の味方になろうと決め、宇都宮で主水に追いつき、金竜を手渡した。その頃、早苗も主水を追って宇都宮にさしかかったが、鉄斎一味に見つかり、そこへまた主水とお仙が踏みこんで乱戦となったが、折から通りかかった官軍の参謀・辺見伊織に主水は捕えられてしまった。主水は幸いお仙に救われるが新九郎と出会いまたも乱戦。一方、早苗は鉄斎に見つかるが、乱戦から離れてきた新九郎に助けられる。が、彼に銀竜を奪われた。金竜はすでに官軍の手中にあった。これをねらう新九郎、お仙、主水、早苗。彼らは官軍の一隊に斬りこむが、そのとき鉄斎が街道に埋めた地雷火のために吹飛ばされた。新九郎は早苗に覆いかぶさるように断崖へ落ちて行く……。後篇・銀竜の巻−−新九郎は里の住人に助けられた。主水とお仙も難を逃れた上、官軍の一隊から金竜を持ち出すことができ、江戸へ向った。江戸にある官軍の本陣・薩摩屋敷では辺見伊織、桐野利秋の両参謀が金竜、銀竜の鍵をめぐって起る事件の対策を練っていた。その辺見参謀に早苗は助けられていた。新九郎も江戸へ来た。そのころ鉄斎は、お仙の隠れ家をかぎつけ、金竜を盗むが官軍に捕り、金竜は薩摩屋敷の文箱の中へ。これを見た早苗は金竜を盗もうとするが発覚して薩摩屋敷を追われるところを新九郎と出会い、彼の住居へ連れていかれた。新九郎は早苗の健気な気持に愛情を感じ、主水に会わせてやろうと、お仙と主水の隠れ家を探して送ってやったが、彼らは夫婦になっていた。早苗は新九郎のもとへ帰った。そのころ辺見参謀は日光御宝蔵を素早く官軍に接収するよう手配を命じた。が、これを察知した丹波一味は一瞬早く御宝蔵を爆破、黄金を馬に積み会津へ向った。しかし日光街道を行く一行の前に新九郎が現れ、さらに官軍も出現して大乱戦。丹波、鉄斎は斬られた。新九郎は辺見伊織の願いにより黄金を新政府に提供、協力を誓った。そばには早苗がついていた。


解説

島田一男の「東国竜虎伝」を原作に安城礼太郎が脚本を書き「天狗四天王の逆襲」の並木鏡太郎が監督した時代活劇。撮影は「決闘不動坂の大仇討」の河崎喜久三。


配給
制作国日本 (1959)
ジャンル 

1959年05月30日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
若杉英二三位新九郎
池内淳子 (Ikeuchi Junko)秋月早苗
明智十三郎川路主水
小畠絹子つばくろお仙
坂東好太郎 (Kotaro Bando)辺見伊織
高田稔桐野利秋
沢井三郎水上丹波
丹波哲郎 (Tetsuro Tanba)玉取鉄斎
鮎川浩太鼓の半次
万里昌代朱実
中村虎彦秋月左門
林寛川路右衛門
高松政雄加川格之進
高村洋三権田勘蔵
新宮寺寛犬丸
渡辺高光杉丸
倉橋宏明与兵衛
大谷友彦山崎
泉田洋志鬼塚
杉寛猿丸
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