最後の鉄腕

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

五年ぶりで故郷へ戻った辰太郎は肉親の妹お春が美しく成人しているので喜ぶが、むかし彼が秘かに想いを寄せていた素子が木島と結婚して不幸な生活をしていることを知って心を暗くした。過って東京で仲間を傷つけ今は追われる身の辰太郎は、妹に会えたので自首しようと思うが、港の大船元曽我の悪業を知り正義感に燃えた。お春の恋人新聞記者滝沢は曽我の悪辣を暴露したので、常に曽我の暴力に脅かされていたが、辰五郎の帰来を知りその助力を懇請する。曽我は配下の木島などを使そうして辰太郎を襲わせるが、そのむかし無松の辰とうたわれた彼には歯が立たなかった。辰太郎は木島が素子の夫であることを知り素子を幸せにしてやってくっれと頼むが、気の弱い木島は、今は生活のために曽我から離れられない自分をどうすることも出来なかった。酒場のマダム夏代は、辰太郎が案外純情できっぷがよいのに心を惹かれる。ある夜、血迷った曽我の襲撃を受けた辰太郎が逆に一撃の下に曽我を倒したとき、そこへ漂然と一人の男が現れた。それは彼を追って東京からやってきた刑事だった。辰太郎は何も知らない妹に刑事を友人として紹介しさりげなく家を出る。霧につつまれて去ってゆく男を見送るマダム夏代の耳に、鈍く震えるような汽船の汽笛が聞えてくる。いつの間にか、彼女は夜霧の漂う波止場へ向って駆けていた。


解説

「人生画帖」に次ぐ大庭秀雄監督作品。


配給松竹
制作国日本 (1947)
ジャンル 

1947年01月14日より



スタッフ

監督
脚色
原作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
佐野周二片山辰太郎
水戸光子マダム夏代
幾野道子お春
徳大寺伸木島三郎
三浦光子 (Mitsuko Miura)妻素子
小沢栄太郎 (Eitaro Ozawa)曽我謙介
小堀誠船大工六造
笠智衆 (Ryu Chishu)磯部刑事
土紀柊一滝沢一夫
殿山泰司 (Taiji Tonoyama)鉄砲の松
松本秀太郎ひょろ亀
三井弘次三吉
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