姫君一刀流

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

相川三崎城主植村摂津守はキリシタン信者のヌレ衣を着せられ、その奥方とともに謀殺された。領主の地位を狙う弟伊織とその腹臣庄太夫、御用商人佐賀屋らのしわざで、愛用の時計に禁制のクルスの模様を仕掛けられたのだ。十七歳の義姫は臣下の長沢頼母に救われ、難を逃れたが、暗黒の海に呑まれてしまう。七年後佐賀屋は、藩の庇護で抜け荷買いをやっていた。家老になっていた庄太夫が白頭巾の怪剣士に十字型の手裏剣で殺されたあと、江戸へ向う佐賀屋も同じ者に襲われた。しかし、逃れる。江戸藩主となった伊織にも、命をもらうと手紙がきた。しかも、出入りの唐物商に、何者かが伊織の名でクルス入りの時計を註文していた。七年前と同じことを!伊織は兄の遺児義姫のしわざと断定した。が、彼は老中筆頭松平と結託しているのだ。−−大目付織田山城守は抜け荷の動きから、佐賀屋と植村藩に疑念を抱いた。さらに、七年前のキリシタン事件を、腹臣牟札竜太郎にさぐらせた。彼は遊び人に身をやつした。義姫のひそむ長屋には、竜太郎の部下・気のいい岡っ引き勘八がいた。−−義姫は備前守の宴席へ芸者姿ではいりこみ、懐剣で切りつけるが、失敗する。竜太郎が彼女を助けた。そのまま別れた。義姫は長屋を立退き、居酒屋の酌婦に身を変えた。彼女は白頭巾をまとうと、佐賀屋をその寝室で殺した。そのとき、竜太郎は倉で抜け荷を探っていた。二人は闘う。組みふせ、頭巾をはいで、竜太郎は驚いた。義姫は彼に父母の恨みのことを訴えた。彼は彼女を山城守に会わせた。山城守は伊織を訪ね、抜け荷の件と義姫の訴えの件を厳しく追求した。伊織は例の唐物商の口をふさごうと刺客を向ける。が、竜太郎が助けた。さらばと、伊織は松平に頼んだ。老中筆頭の権威で、山城守を閉門し義姫の身柄を引渡せと。山城守は応じなかった。それをもれ聞き、義姫は決意を固め、若衆姿で単身伊織の屋敷へ乗りこんだ。乱闘。彼女は捕えられ、伊織、松平らの前にひきすえられた。そのとき、むろん、竜太郎がかけつけるのだ。山城守も勘八や唐物屋を連れて乗りこんでくる。−−義姫の大名行列を山城守らが見送る。駕籠わきに、竜太郎がつき添っていた。


解説

小川正の「濡れ髪変化」より、「紅だすき喧嘩状」の大和久守正が脚色し、新人第一回の隅田朝二が監督した娯楽時代劇。撮影は「おしどり道中」の山岸長樹。


配給
制作国日本 (1959)
ジャンル 
公式サイト公式サイトはこちら

1959年06月16日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集

キャスト

俳優名役名
大川恵子義姫
大川恵子若衆(白頭巾)
大川恵子武家娘鶴
大川恵子芸者君竜
大川恵子酌婦
伏見扇太郎牟礼竜太郎
徳大寺伸織田山城守
石井一雄 (Kazuo Ishii)宇之助
円山栄子お文
星十郎勘八
原健策植村備前守
清川荘司佐賀屋嘉兵衛
堀正夫尾関庄太夫
八汐路佳子照丸
月形哲之介手塚重兵衛
津村礼司植村摂津守
凰衣子お縫の方
水野浩長沢頼母
東山日出子義姫(幼女)
木島修次郎田村
梅村直次郎水戸部
波多野博後藤
松田利夫名村
近江雄二郎藤本
池田富保 (Tomiyasu Ikeda)弥作
佐々木松之丞飴屋
大江光おもちゃ屋
堀広太郎甚兵衛
南方英二留吉
香川良介松平能登守
木南兵介松木源吾
泉好太郎大島
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