里見八犬伝(1959)

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

(第一部)安房の国、滝田城の城主里見義実は、猪狩りの途中、大蛇ガ嶽で、大蛇に呑まれようとしている小犬を救った。義実は小犬を八房と名づけ養育した。二年後、関東管領扇谷定正は、部下の蟇田権頭に命じて滝田城を攻めさせた。大軍は、八房のためさんざんな目に会った。定正は義実に殺された大蛇の娘である魔女白比丘に命じて八房を襲わせた。大蛇を退治した八房は、精魂つきて空中に四散、その体中から八つの光りを放つ宝珠が飛び出た。「仁義礼智信忠孝悌の八個の珠より八犬士生まれ出ずべし。二十年後、里見の城に危難ありたる時、八犬士これを救うべし」という声が聞えた。−−犬塚信乃は、家名再興のため村雨丸を足利家へ持参した。ニセ物だった。恋人浜路の義父蟇六が、代官に浜治を与えるための企みだった。信乃は足利家の犬飼現八と組み合い、激流へ転落した。一方浜路は、追手のため崖下へ落ちたが、猟師の犬川荘助に救われた。蟇六は幻術使いの犬山道節に殺された。道節は村雨丸を浜路に返し、荘助と浜路は信乃救出に向ったが、代官の部下に囲まれた。(第二部)信乃と現八は、漁師の犬田小文吾に救われた。小文吾は二人の懐ろにある珠「孝」(信乃)「信」(現八)と自分の「悌」の珠のつながりを知り、義兄弟の契りを結んだ。代官の一隊に囲まれた荘助と浜路は、道節の幻術に助けられた。道節は「忠」荘助は「義」の珠を持っていた。蟇田権頭の城下に、娘田楽村雨太夫の一座がかかっていた。酒に酔った浪人者の乱入に困っている一座の花形朝開野を、犬江親兵衛という男が救った。その懐ろから「仁」の珠が転げ落ちた。これを見て荘助が助太刀した。朝関野は自分の「智」の珠を二人に見せ、犬坂毛野であることを明かした。毛野は権頭に殺された旅芸人藤吉の息子で、仇討のため女装していたのだった。信乃、現八、小文吾の三人は、網草の里の山中で、化猫に殺された赤岩一角の亡霊に頼まれ、嫁の雛衣を狙う化猫を倒した。自殺した雛衣の胸から出た「礼」の珠、蘇生した雛衣からそれを贈られた角太郎とともに、三人は滝田城へ向った。(第三部)滝田城、若い城主義通は、八犬士の見つかるのを待ちかねていた。白比丘の娘青比丘は、魔法の鏡で八犬士の来たのを知り、大蜘蛛を使って浜治を襲わせた。が、信乃の使う村雨丸のため倒れた。滝田城に入った八犬士は、それぞれの隊を率い奮戦した。定正は青比丘の計り事を入れ、和睦を申し入れた。義通は、女装をした毛野一人を連れて、和睦のため定正の五十子城へ向った。が、二人は地下牢に閉じこめられた。定正は、義通の姉浜姫を妻によこせという。浜姫は五十子城へ嫁いで来た。危機一髪、長持のフタを開けて、信乃が現われた。石牢は道節が幻術で破った。八犬士の活躍に、扇谷一味は壊滅した。八犬士の歌声に和して、天空から八房の喜びの声が聞えた。


解説

滝沢馬琴の原作を、「風流使者 天下無双の剣」の結束信二が脚色し、「あばれ大名」の内出好吉が監督した、特撮技術を使っての娯楽時代劇。撮影は鷲尾元也。


配給
制作国日本 (1959)
ジャンル 

1959年08月11日より



キャスト

俳優名役名
伏見扇太郎犬塚信乃
尾上鯉之助犬飼現八
里見浩太朗 (Kotaro Satomi)犬山道節
高島新太郎犬川荘助
山手宏太郎犬田小文吾
沢村精四郎犬坂毛野
大里健太郎犬江親兵衛
南郷京之助犬村大角
原健策里見義実
目黒ユウキ里見義通
加賀邦男金腕大輔(ゝ大法師)
杉狂児秋村陣兵衛
中里阿津子浜路
花園ひろみ早苗
八汐路佳子時雨太夫(お時)
円山栄子雛衣
阿部九洲男扇谷定正
吉田義夫蟇田権頭
堀正夫粕淵主馬
浜田伸一飛伴太
岸田一夫八党東太
五味勝之介坂田六郎太
大丸巌荒木又兵衛
中村時之介蟇六
霧島八千代亀篠
百々木直簸上宮六
遠山恭二軍木五倍二
中村幸吉足利成氏
瀬川路三郎横堀在村
原京市卜部勘兵衛
清川荘司赤岩一角
藤川弘轟牙二郎
赤木春恵白比丘
松風利栄子青比丘
品治京子明乃
藤清江妙の方
光美知子鶴丸
海野治子鈴代
時田一男藤吉
美山れい子お由
東日出雄与作
吉野登洋子お紋
小田部通麿権頭団右衛門
尾形伸之介赤越重造
木島修陣幕鉄左衛門
富久井一朗熊沢五郎次
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