新吾十番勝負 第二部

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

秩父山中で剣一筋に育った将軍の子葵新吾、他ならぬその剣の故に将軍との親子対面の機会を失なったが、葵の紋に束縛されない自由な毎日は楽しかった。掛川の宿でスリをたたきのめした新吾の背後で、徳川の天下が気に喰わぬと放言する男がいた。日本駄右衛門、彼は新吾を法相寺に軟禁して母であるお鯉の方から大枚の身代金を奪った。新吾は駄右衛門がひそむ山塞に乗り込み剣を交えた。その時狂気の若者、水野藩主和泉守の子忠明が新吾に斬りつけた。日陰の子新吾には忠明は斬れなかった。暗然として新吾は山を下りた。秩父の自源流真崎道場に戻った新吾は或る日、自源流を学びたいという数十人のやくざに会った。鹿島神宮祭礼の警固にあたる佐吉とその乾分だった。だが代官とぐるになった鉾田の虎松が佐吉の留守に自源流を学び、下山した佐吉は捕えられた。これを知らせに来た佐吉の乾分繁蔵の口から将軍代参としてお鯉の方が決まったことを知った新吾は、繁蔵と共に鹿島に向った。途中浪人に襲われた大阪の御用商人要助を救ったが、襲ったのは商売仇奈良屋の用心棒達だった。新吾は多門に要助を頼んで別れた。鹿島についた新吾は虎松を倒したが、怒った悪代官甚右衛門は行列を乱しその責をなすりつけて佐吉一家を根絶させる陰謀を企んだ。しかし代参の行列は無事進んだ。新吾が虎松一家を斬り払ったのである。輿の中のお鯉の方と新吾の目が一瞬あった。一方要助は秩父の道場へ向う途中浪人に殺害された。これを目撃、要助の手から多門にあてた新吾の手紙を受取ったのは多門終生の剣敵武田一真であった。多門と一真は剣を交えた。かけつけた新吾の前で多門は再度の試合を誓うと額から血を流して倒れた。新吾は失明した多門をつれて大阪に出た。新吾が要助の手紙を淀屋に渡した直後、奈良屋の用心棒が淀屋を襲い手紙を強奪した。追って出た新吾は捕えられ監禁される身となった。多門、一真のたたかいは迫った。新吾は刀を奪い秩父にかけつけた。多門は敗れた。「新吾は必ず武田一真を斬る」多門の屍を前に新吾は誓った。


解説

朝日新聞に連載された川口松太郎の同名小説映画化の第二部。原作者自身が脚色し、今回は松田定次に代って、「地獄の底までつき合うぜ」の小沢茂弘が監督した。撮影は「姫君一刀流」の山岸長樹。


配給東映
制作国日本 (1959)
ジャンル 

1959年08月19日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集

キャスト

俳優名役名
大川橋蔵葵新吾
岡田英次 (Eiji Okada)真崎庄三郎
山形勲梅井多門
高松錦之助真崎備前守
月形龍之介武田一真
長谷川裕見子お鯉
大川恵子お縫
山村聡 (Soh Yamamura)日本駄右衛門
青柳竜太郎 (Ryutaro Aoyagi)鉄六
香月涼二五郎八
木島修次郎熊右衛門
五里兵太郎悪兵衛
鈴木金哉銅八
市川小太夫 (Kodayu Ichikawa)鹿島佐吉
新珠三千代 (Aratama Michiyo)お咲
田中春男繁蔵
阿部九洲男鉾田の虎松
百々木直代貸彦十郎
藤川弘熊吉
吉田義夫下島甚右衛門
梅村浪路お藤
御橋公淀屋辰五郎
山城新伍要助
五月みどり須栄
瀬川路三郎奈良屋勝五郎
尾形伸之介岡村左平太
南方英二峰岸作兵衛
汐路章 (Akira Shioji)安井源八郎
沢村宗之助坂本修理
永田靖黒田豊前守
古石孝明
荒木忍水野和泉守
片岡栄二郎 (Eijiro Kataoka)水野忠明
村居京之輔山田嘉左衛門
藤木錦之助矢崎一馬
中村時之介佐々木十兵衛
神木真寿雄山本
春路謙作老人
加賀邦男松平頼安
遠山恭二役人
河村満和中田
関根英二郎田宮
山田光子母親
大友柳太朗将軍吉宗
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