人形佐七捕物帖 裸姫と謎の熊男

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

ある雪の夜、文珠屋の小間使お雪が姿を消した。女目あかしおそでが捜査をはじめたが、決めてがなかった。彼女が夜ごとに言いよる文珠屋主人のもとから逃れたがっていたことは解ったが、それだけでは罪にはならない。そのうち文珠屋に脅迫状がまいこんだ。そして彼は雪の夜に死体となって発見された。日頃から文珠屋と犬猿の仲だった春日屋にけんぎがかかった。だが脅迫文の字と春日屋の字とは筆跡が違っていた。現場に熊の毛があったところから、人形佐七がのりだして、熊男の捜査をはじめた。佐七は被差別民の小屋の頭のもとで熊男を見つけた。しかし彼は逃げて姿をくらましてしまった。熊男を追って上総屋の茶室に忍びこんだ佐七はそこで二人の腰元と上総屋の死体を見た。佐七の第六感がひらめいた。今行方不明を伝えられる松平藩の姫君綾姫と、お雪はうり二つの顔をしているのである。−−その頃、綾姫は熊男の手で、ある土蔵の二階で町娘の衣類を着せられていた。やがて、同じ江戸の豪商越後屋にも脅迫状がまいこんだ。源八郎と名のる謎の男が、どうやら総ての事件のかげで糸をひいているらしい。佐七は、考えこんだ。彼は被差別民に身をやつして彼ら仲間に入りこみ、お雪を見つけた。そうした時、また越後屋がついに殺されてしまった。足あとは熊男のものらしい。お雪の口から聞き出せたのは、文珠屋の手を逃れて自殺を計った時、態男に助けられたこと。そして、怒った熊男が文珠屋にのりこんだことだった。佐七は熊男の正体をみきわめるために、口入れ屋を歩きまわってみた。鳶の者で、は組に働く吉松という男も、何か事件に関係があるらしい。その夜、春日屋から出火して火事がおきた。岩松という男の死体がそこで見つかった。事件の謎は、ますます深まっていく。


解説

人形佐七捕物帖シリーズの第七話。横溝正史の『雪女郎』を「闘争の広場」の共同執筆者・宮川一郎が脚色、「復讐秘文字峠 (前後篇)」の山田達雄が監督した。「若君漫遊日本晴れ 善光寺黄金道中」の河崎喜久三が撮影を担当した。


配給新東宝
制作国日本 (1959)
ジャンル 

1959年12月13日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
中村竜三郎人形佐七
鮎川浩
小高まさる
小畠絹子紅殻おそで
松浦浪路お雪
朝倉彩子お光
高松政雄神崎甚五郎
伊達正三郎吉松
倉橋宏明竹五郎
広瀬康治文珠屋
川部修詩越後屋
国創典春日屋
守山竜次上総屋
村野英子お春
細川俊夫松山主膳
新宮寺寛鬼島隼人
松浦浪路綾姫
小浜幸夫岩松
大谷友彦願人坊主
高村洋三鐘鬼
泉田洋志善七
渡辺高光弥七
築地博夜廻り伊太八
三宅実六助
美谷早百合お小夜
嵐寛寿郎松平頼泰
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