無言の乱斗

上映スケジュールはコチラ!

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

無軌道な世の風潮にまきこまれて罪を犯したハイ・ティーン達が、今日も少年鑑別所に送られてくる。−−木下昌夫もその一人である。だが、教官の向井は、ふてくされた彼を見て、この少年は立ちなおれる、と直感した。けれど、昌夫は鑑別所で庄田順平や寺尾栄太といった仲間と喧嘩して日を送った。昌夫がおとなしい少年になるのは、許婚者の澄枝のことを考えた時だけだった。昌夫がこの鑑別所に送られてきたのは、−−澄枝との結婚を夢見て、芝というヤクザに強いられたキョウカツをやったからだった。バンドのボーイだった彼はおとなしい少年だった。が、金欲しさと、おどす相手が母と不倫の仲にある柳沢だったことが、彼の良心を盲にしたのである。−−鑑別所の少年達は教官にあくどいいたずらを働いた。しかし昌夫はそれには加わらなかった。向井教官は澄枝を訪ねて、昌夫をはげましてもらおうとした。ところが、澄枝はあいまいな飲屋で媚を売る女になっていた。芝は、昌夫が鑑別所に入った後も、澄枝を追いまわしていたのである。向井はそんな彼女を友人の玩具工場に世話した。昌夫も、向井の心にうたれて真面目になろうとしはじめた。ある日、芝の乾分が入所してきた。その男が澄枝のことを話したことから、また昌夫は狂暴になった。昌夫は脱走した。澄枝の所に行ってから、彼は芝のもとを訪れた。澄枝の復讐のため、彼は芝と乾分に対決した。芝のとりだした短刀をもぎとり、昌夫は相手を刺そうとした。その時、彼の手にとりすがったのは母だった。妹の文子もやってきた。ひるんだ彼から短刀を取った芝は、それを昌夫めがけてつき出した。刃を受けて倒れたのは母だった。正しく生きることを言いのこして、母は死んでいった。今は昌夫も、澄枝と結ばれ、強く生きることを誓うのだった。


解説

原健三郎の原作を、「ギターを持った渡り鳥」の山崎巌と西河克己が脚色し、「風のある道」の西河克己が監督したもので、非行少年を描いたもの。「清水の暴れん坊」の横山実が撮影した。


配給日活
制作国日本 (1959)
ジャンル 

1959年12月01日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集

キャスト

俳優名役名
和田浩治木下昌夫
浅沼創一栗田勝
杉山俊夫酒井和則
神戸瓢介寺尾栄太
武藤章生庄田順平
小沢直好山本鉄男
清水文夫川島真一
鈴木勇間宮実
光沢でんすけサブ
清水まゆみ三田澄枝
刈屋ヒデ子木下文子
能登谷恵美子小野ミヨ子
葉山良二向井教官
近藤宏沢教官
白木マリ溝口婦人教官
小泉郁之助城所主任教官
浜村純調査官
紅沢葉子中年の婦人教官
福田トヨ看護婦
波多野憲
高品格工場主柳沢
高野由美しげ
下條正巳酒井重夫
小園蓉子酒井たか子
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック