舞台は廻る

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

建築技師丹羽青年の婚約者雨宮節子は朗らかで愉快な、そして少しばかりお節介なお嬢さんである。彼女はよく丹羽青年に一パイ食わせる、食わされた丹羽君はひどく怒るが、結局彼女に丸めこまれてしまう、実にむつまじい恋人同志だ。ところで軽井沢の節子の家の隣りに有名な人気作曲家佐伯正人が住んでいる。彼は偏屈でいささか狭量に見えその上ひどいカンシャク持らしい。というのには実はワケがあった。人気スウィング歌手笠間夏子はかつて彼と一緒にくらしていたが、性格的に合わず、一子孝を佐伯の手に残して今別れている。せめて孝だけは自分の手で育てたいが佐伯が絶対に手放さない、夏子は弱っていた。佐伯も何か自暴的だった。その二人の間に、妙な事から節子が顔を出す事になった。これもありていにいえば節子のおセッカイ趣味の発露であろう。何時も不機げんな父と二人きりで生活している孝はさびしくて仕様がなく、隣のお嬢さん節子とたちまち仲良くなったのがそもそも節子のおセッカイの始りで、佐伯を口説き、夏子に会い、孝を中に立って、二人の仲を取りもとうと、節子の大活躍が始まった。その間丹羽青年はおッぽり出されて腐り切っていた。熱心な節子の積極政策は遂に効を奏して、佐伯と夏子は再び元のさやに納り、節子のおセッカイも終幕となり、従って丹羽君もホッと安心したというワケである。


解説

「女囚36号」の加賀四郎の企画。久生十蘭原作の「月光の曲」を「看護婦の日記」「初恋物語(1947)」の八木沢武孝が脚色し「夜行列車の女」「第二の抱擁」の田中重雄がメガフォンをとる。カメラは「夜行列車の女」の青島順一郎が担当。音楽は服部良一で「われ泣きぬれて」「時の貞操」の若原雅夫と「山猫令嬢」「運命の暦」の三條美紀が主演し、「金色夜叉(1948)」「あの夢この歌」の斎藤達雄「安城家の舞踏会」の岡村文子ほか美奈川麗子、スウィング歌手笠置シヅ子、ニュー・フェイスの牧美沙も出演する。


配給大映・東京
制作国日本 (1948)
ジャンル 

1948年04月12日より



スタッフ

監督
脚色
原作
企画
撮影
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
三條美紀雨宮節子
若原雅夫丹羽稔
笠置シヅ子笠間夏子
斎藤達雄 (Tatsuo Saitou)佐伯正人
有馬脩息子孝
美奈川麗子三枝登美
岡村文子堤エマ
牧美沙秋山周子
宮島健一節子の父
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