桜御殿

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

桜の里に配所のなげきをみる父白木の大臣の幸を祈る曙姫が清水さまへおまいりの帰り、工の蘭丸の彫む木馬に目をとめて求めるが、断られ、心ひかれて帰館する、しかし姫は何故か木馬とそして蘭丸が忘れられぬ。そのころ黒木の大臣の悪政ぶりにごう然と世論は高潮し、人々は前為政者白木の大臣をしのび落首やうたが流行した。その落首の犯人を見つけるため黒木の大臣はいろいろと手段をこうじるが、蘭丸の出場によってくつがえされる。蘭丸の兄織麿は賞金に幻惑され弟が落首の犯人である、と密告する。黒木の大臣の娘小夜姫は父に似ぬ心美しい姫で、曙姫を姉と慕いその曙姫の慕う蘭丸の危機を知り曙姫に告げる。曙姫はいそぎ蘭丸を父のいる桜の里に逃がす。蘭丸はその好意に謝してかの木馬を姫に贈っていく。曙姫はそのため書院に監禁され、その上姫暗殺が企てられた。これを知った小夜姫は父の暴虐をうらみ、曙姫と退出をはかるが、如何んとも出来ぬ。そのときあの木馬がこつ然として一頭のしゅん馬となり二人をのせて桜の里へかけ去った。黒木の大臣は怒りに怒り織麿や家来をつれて桜の里へ攻め入り、蘭丸、曙姫を捕らえ、小夜姫をとりかえそうとする。いよいよ桜の里にやってくるが、そこでは花の精が彼らにちょう戦してこれをさまたげて、織麿もついに倒れてしまう。これを小夜姫が救い蘭丸と会わせたが、織麿は黒木の大臣の権力をおそれているのであくまで蘭丸を殺そうとするが、再び花の精にさまたげられついに弟を密訴したことを後悔する。一方黒木の大臣は重ね重ねの失敗に怒髪天をつき桜御殿に乗りこむが、そのとたん天地鳴動し立木は裂け、炎は黒木の大臣をとりかこみ、黒木の大臣は今にして自己の非をさとり、白木の大臣に和ぼくを申入れて、かたい握手をする。曙姫はもちろんこの常春の桜の里に蘭丸と暮らすことが出来るであろう。


解説

製作監督は終戦後マキノ映画社第一回作品「暗黒街の天使」につぐマキノ眞三で、脚本は「博多どんたく」の八尋不二が書いた。撮影は「暗黒街の天使」につぐ松井鴻、主演は「手袋を脱がす男」「こころ月の如く」「暗黒街の天使」の宮城千賀子、それにマキノ映画入社第一回のオリエ津坂「東京特急四列車」「踊り子劇場」の露立のぼる、それにSSK出身の美川眞砂子「大学の門」の汐見洋らが出演する。


配給マキノ映画
制作国日本 (1948)
ジャンル 

1948年07月01日より



スタッフ

監督
脚本
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
宮城千賀子 (Chikako Miyagi)工の蘭丸
オリエ津坂蘭丸の兄織麿
汐見洋白木の大臣
霧立のぼる白木の大臣の娘曙姫
荒木忍黒木の大臣
美川眞砂子黒木の大臣の娘小夜姫
大伴千春百姓與作
服部富子里の娘小竹
黒井淳伴蔵人
加賀邦男足尾左馬太
大橋史典 (Fuminori Ohashi)黒部猪熊
水野浩工のおじ
藤間林太郎老僧
日出國瑞穂侍女花村
ルリ瞳侍女夕顔
山辺志賀子梅の精
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