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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

全日空のスチュワーデスとして働く秋子は、エリート弁護士・黒木との結婚を間近に控え至福の日々を送っていた。しかし、7月14日の秋子の誕生日の晩、待ち合わせたレストランで黒木は、突然婚約を解消したいと一方的な別れを告げた。傷心の秋子は空港へ向かい、そのまま空いている便に飛び乗る。旅行代理店のツアーコンダクター・福田正吉は勤続8年にして、いまだペエペエの平社員。ラーメン屋を営む父・福太郎とふたり暮らしで、さえない毎日にタメ息ばかりついていた。仕事でパリに来ていた正吉と、そんな秋子が出会ったのはパリ、セーヌ川のほとりだった。橋の上で泣いている秋子の姿を見かけた正吉はハンカチを落としたふりをして話しかけ、自分はパリ在住の画家だが、あなたの笑顔とこの絵を交換しましょうと、他人が描いた天使の絵をプレゼントしてしまう。「あなたは私の34番目の恋人よ」という秋子の嘘に一度は彼女をあきらめかけた正吉だったが、結局あきらめることはできなかった。「君の誕生日、7月14日はパリ祭です。もし来年のパリ祭もひとりぼっちだったら、またセーヌ川で会いましょう」という正吉の言葉に心を揺らしつつ日本に戻った秋子は、しばらくして偶然に正吉と再会する。正吉を本当の画家だと信じこみ名前を尋ねる秋子に、正吉は初めは自分の名刺を差し出すが、旅行代理店に勤務していることを隠すために慌ててそれは友人の名刺だと言い、パリに住む友人の今井武志の名を語って、個展を開くために日本に来ていると嘘を重ねた。正吉は父親に借金をして、今井や画家の森崎に協力してもらい、秋子を喜ばすためだけに偽の個展を開く。が、今井の母が知人を連れて展覧会の会場にやってきたことから全てがばれてしまい、正吉は今までついてきた嘘の数々を正直に告白した。傷ついた秋子はあやまり続ける正吉に心を閉ざし、正吉は今度は本当に自分の力だけで大きなキャンバスに秋子の肖像画を描き始めた。そして翌年のパリ祭の日、来るはずがないと思いながらもセーヌ河沿いをとぼとぼと歩く正吉は、途中あきらめて近くのバーへ立ち寄る。今井の勧めでもう一度、夜遅くセーヌ河に戻った正吉は、橋を挟んで反対側から走ってくる秋子の姿を見つけた。河に浮かんだ船の上には正吉の描いた秋子の肖像画がライトに照らされていた。二人は橋の上でかたく抱き合うのだった。


解説

東京とパリを舞台に、心に傷を負ったスチュワーデスとさえないツアーコンダクターが繰り広げるラブストーリー。監督は「ヒーローインタビュー」の光野道雄。フジのヒット・ドラマ『妹よ』で兄妹役を演じた岸谷五朗と和久井映見のコンビが、今回は恋人役を演じた。脚本はその『妹よ』を手掛けた水橋文美江。


配給東宝
制作国日本 (1995)
ジャンル 

1995年10月28日より



スタッフ

監督
脚本
製作総指揮
企画
製作
プロデューサー
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
助監督
スクリプター

キャスト

俳優名役名
岸谷五朗 (Goro Kishitani)福田正吉
和久井映見 (Wakui Emi)大井秋子
鈴木杏樹 (Suzuki Anju)溝口薫
寺脇康文 (Yasufumi Terawaki)黒木潤一郎
武田鉄矢 (Tetsuya Takeda)福田福太郎
鈴木保奈美野口トミ子
鰐淵晴子野口サト子
入江雅人今井武志
石井トミコ武志の母
柏原崇 (Takashi Kashiwabawa)中本長介
唐沢寿明 (Toshiaki Karasawa)森崎勝也
深津絵里 (Fukatsu Eri)川野恵里
高橋克典 (Katsunori Takahashi)ウェイター
飯島直子 (Iijima Naoko)ウェイトレス
今田耕司薫のカレ
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