ふれあい

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

山脇久−−21歳。大学生。学生生活に意味を見い出せず、ここ一年くらい学校へは行っていない。現在、アルバイトをしながら漫画家をめざしている。青木伊都子−−幼い頃、母に死なれ、父・勇吉がストリッパーとかけ落ちしたために、叔父夫婦にひきとられた。そして、中学を卒業した後、上京し、現在はハンバーガー店に勤めている。そんな久と伊都子の出会いは、いつも突然で何気なかった。ある時は友人の結婚式だったり、伊都子の勤めるハンバーガー店だったり、また映画館だったり……。こんな二人が一緒にいたいと思うようになったのも、ごく自然のなりゆきだった。久には比較的親しい女友達が二人いる。一人は雪絵。大学の同級生で、時々、食事したり、音楽会へ行ったりする、そんな間がらである。もう一人は知子。半年前まで久と同棲していたのだが、今ではある男と結婚している。しかし今だに久のことが忘れられず、アパートを不意に尋ねたりする。だが、久の心は伊都子のことでいっぱいであった。ある日、勇吉がひょっこり尋ねて来て、叔父夫婦への義理立てから、田舎の神主の息子との結婚をすすめた。伊都子からこの話を聞いた久は、彼女との結婚を決意した。だが、久の愛と、叔父への義理に、伊都子の胸ははり裂けそうだった。「私……郷里へ帰る。明日、上野駅で待ってます。おねがい、もう一つだけ想い出をつくって……」伊都子にはこれだけを言うのが精一杯だった。翌日、傷心の久を、アパートの隣の部屋の男と間違えたゲバグループが襲った……。伊都子との待ち合わせの時間は過ぎた。上野駅のホームで長い時間待っていた伊都子に、ある決意が湧いた。「わたしは久と一緒になるわ!」。伊都子は、はやる心をおさえながら久のアパートへ急いだ。その途中、数台のオートバイが爆音けたたましく伊都子の後から突っ走って来た。さける間もなく地面にたたきつけられる伊都子……。伊都子を乗せて走る一台の救急車と、上野駅へ急ぐ久がすれ違った……。


解説

学生生活に倦怠感を覚えている青年と、田舎から上京して働く清純な娘とのめぐりあいから、悲しい別れまでを描いたラブ・ストーリー。脚本は「愛と誠」の石森史郎、監督は「涙のあとから微笑みが」の市村泰一、撮影は「狼よ落日を斬れ 風雲篇・激情篇・怒濤篇」の小杉正雄がそれぞれ担当。


配給松竹
制作国日本 (1974)
ジャンル 

1974年11月02日より



スタッフ

監督
脚本
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
助監督
スチール

キャスト

俳優名役名
中村雅俊 (Masatoshi Nakamura)山脇久
檀ふみ青木伊都子
関根世津子野津雪絵
大出俊小竹徹
江守徹 (Toru Emori)寺田吾一
高原駿雄青木勇吉
北村和夫 (Kazuo Kitamura)青木勇次郎
小倉一郎筒井剛太郎
ひろみどり千春
佐々木梨里奈津江
新橋耐子知子
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