スケッチ・オブ・Peking

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

楊国力(リー・チャンホー)は北京市の民警に勤務して7年のベテランで、仕事熱心で真面目なのが取り柄だ。旧正月を迎えた寒い朝、新米警官の王連貴(ワン・リエンクイ)の指導を任される。民警の仕事は戸籍の管理と治安維持、だが実態は「治安といっても食事と排泄以外のことは全てを処理しなければならない」と、いささか自嘲気味に警官心得を語る楊。楊が宿直に就いたある夜、酔っ払いが狂犬に噛まれ重傷を負うという事件が起きる。署長(リー・チェンカン)の号令一下、署員一丸となっての野犬狩りが始まり、一週間後、ようやく件の一匹の捕獲に成功する。非番の日、息子(リー・チーフェイ)の遊び相手になる楊だが、夜勤が多く家庭のことがお留守になりがちな彼に、妻(リー・リー)の不満は募るばかりだ。狂犬退治の功で、楊の署が公安局から表象され、気を良くした署長は狂犬撲滅運動に乗り出した。実は北京市内では、条例により飼い犬は禁止されているのだ。飼い犬調査の責任者にさえる楊、また仕事が増えてしまった。ある日、街頭賭博で捕まった男(リウ・インシュー)の取り調べを行う楊。のらりくらりと逃げる男にあの手この手で迫り、遂に泥を吐かせる。夜は夜で飼い犬調査、仕事仕事で楊のストレスは溜まる一方だ。宿直の夜、痴漢、猥褻図画販売容疑の男、次々飛び込む事件にきりきり舞いの楊。禁止されている飼い犬の持ち主である工場長・王(チャオ・チーミン)を取り調べるが、評判のしたたか者である王は楊をてこずらせる。挙げ句、「警官なんて犬畜生だ」とまでうそぶく王に、楊の怒りは爆発、思わず王を殴りつけてしまう。翌朝、その件で処分される楊、3ヶ月の減俸に職権停止。しかし今日もまた、警官たちの日々は続く。


解説

資本主義による近代化の波に曝される北京を舞台に、変わりゆく人々、街、犯罪に翻弄される民警の警官たちの悲喜こもごもを描く。監督は「北京好日」のニン・インで、絶賛を博した前作に続き、本作も95年、トリノ国際映画祭グランプリ、サンセバスチャン国際映画祭審査団長賞・審査員特別賞をそれぞれ受賞、国際的に高い評価を獲得している。音楽は「ラスト・エンペラー」のコン・スーで、警察署内に置かれたテレビからかすかに流れるアメリカン・ポップスを基調にした音響設計が秀逸。前作に引き続き今回も素人俳優が起用され、劇中の警察官は全て実際に北京の民警で働く人々


配給大映東光徳間
制作国中国 (1966)
ジャンル 

1996年04月27日より



スタッフ

監督
脚本
エグゼクティブプロデューサー
製作
撮影
美術
音楽
録音
編集
字幕
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