山椒大夫

森鴎外の原作「山椒大夫」を、『祇園囃子』の溝口健二が映画化。

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

平安朝の末期、越後の浜辺を子供連れの旅人が通りかかった。七年前、農民の窮乏を救うため鎮守府将軍に楯をつき、筑紫へ左遷された平正氏の妻玉木、その子厨子王と安寿の幼い兄妹、女中姥竹の四人である。その頃越後に横行していた人買は、言葉巧みに子供二人を母や姥竹と別の舟に乗せて引離した。姥竹は身を投げて死に母は佐渡へ売られ、子供二人は丹後の大尽山椒大夫のもとに奴隷として売られた。兄は柴刈、妹は汐汲みと苛酷な労働と残酷な私刑に苦しみながら十年の日が流れた。大夫の息子太郎は父の所業を悲んで姿を消した。


解説

森鴎外の原作(大正五年一月“中央公論”発表)を『唐人お吉』の依田義賢、『鯉名の銀平(1954)』の八尋不二が再解釈を加えて脚色、『祇園囃子』の溝口健二が監督にあたった。撮影宮川一夫、音楽早坂文雄と溝口作品のレギュラー・スタッフの他、建築考証に日本古建築専攻の藤原義一、衣裳考証に『西鶴一代女』その他に協力した上野芳生が加わっている。『恋文(1953)』の田中絹代、香川京子、新派の若手花柳喜章、『にごりえ』の三津田健、『にっぽん製』の菅井一郎、『心臓破りの丘』の清水将夫、『男の血祭』の進藤英太郎などが出演。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)


配給-
制作国日本 (1954)
ジャンル任侠/時代劇 


スタッフ

監督
脚色
原作
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
田中絹代 (Tanaka Kinuyo)玉木
花柳喜章厨子王
香川京子 (Kagawa Kyoko)安寿
清水将夫平正氏
進藤英太郎山椒大夫
河野秋武太郎
香川良介曇猛律師
三津田健藤原師実
南部彰三平正末
浪花千栄子姥竹
見明凡太朗 (Bontaro Miake)吉次
伊達三郎 (Saburo Date)金平
相馬幸子菅野
菅井一郎仁王
橘公子波路
小柴幹治 (Kanji Koshiba)内蔵介工藤
大邦一公判官代則村
毛利菊枝巫女
堀北幸夫佐渡二郎
大国八郎宮崎三郎
荒木忍左太夫
玉置一恵鎮守府の侍
菊野昌代士牢役人
東良之助遊女宿の親方
石原須磨男墓守の老人
葉山富之輔老僧
天野一郎一の木戸の番人
金剛麗子
小柳圭子
藤間直樹幼年時代の厨子王
津川雅彦 (Masahiko Tsugawa)少年時代の厨子王
榎並啓子幼女時代の安寿
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