わが町

フィリッピンでドショッ骨を鍛えあげた男が、人力車の梶棒を握り、娘と孫娘を意地と正義で育てあげる男一代記。

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

明治39年、フィリピンのベンゲット道路建設に働く佐度島他吉は警官と争ったため追放、日霧戦役大勝に酔う大阪天王寺の裏長屋に人力車と風呂敷包み一つで戻って来た。落語家〆団治、後家のおたかなど長屋は相変らずむさ苦しい。出航する前夜、情を交したお鶴が四つになる初枝を抱え苦労していると聞いた他吉は一時の意地もどこへやら。お鶴に代って夜店に出るようになる。やがてお鶴は急病で倒れ、他吉の鉄火ぶりを案じつつ息を引取る。その後20年の歳月は流れ大正15年。梶捧一筋に他吉の丹精の甲斐あり初枝も立派に成長、若者新太郎と二世を誓う仲となる。おたかの耳打ちでかんかんになった他吉も、自分とお鶴の仲を考え、二人を結婚させてやる。だが新太郎は家を焼け出され他吉の許に転り込んでから腰抜け同然になって…。


解説

織田作之助の原作を「好人物の夫婦」の八住利雄が脚色、「洲崎パラダイス 洲崎パラダイス 赤信号」の川島雄三が監督、同じく高村倉太郎が撮影を担当。出演者は「六人の暗殺者」以来の辰巳柳太郎「太陽の季節」の南田洋子、「志津野一平 謎の金塊」の高友子、「花の運河」の大坂志郎、「洲崎パラダイス 洲崎パラダイス 赤信号」の三橋達也など。なお文筆界の粋人菅原通済も出演。(作品資料より)


配給-
制作国日本 (1956)
ジャンルドラマ 


スタッフ

監督
脚色
原作
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
辰巳柳太郎佐度島他吉
南田洋子 (Yoko Minamida)妻お鶴
高友子娘初枝
南田洋子 (Yoko Minamida)孫君枝
大坂志郎曾木新太郎
三橋達也花井次郎
殿山泰司 (Taiji Tonoyama)桂〆団治
小沢昭一 (Shoichi Ozawa)敬吉
北林谷栄 (Tanie Kitabayashi)おたか
峰三平種吉
鈴村益代おたつ
紀原耕日の丸湯の主人
井東柳晴書道教授
菅原通済鶴田富造
村田寿男屋台のおやじ
河上信夫夜店の親方
吉田勇男朝日軒の小僧
山本かほる小学校の女の先生
衣笠一夫車の客(関取)
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