杏っ子

室生犀星原作を成瀬巳喜男が監督した映画

上映スケジュールはコチラ!

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

戦後二年、ある高原の避暑地に疎開以来、作家の平山平四郎は妻のりえ子と、娘の杏子それに息子の平之助の四人で、不自由な生活を送っていた。ラジオ修理業をやりながら小説を書いている漆山亮吉は、杏子一家のためになにかと援助した。亮吉は杏子が好きだが、有名作家の平四郎に気兼ねしていいだせなかった。伊島をはじめ何人かの男と見合をした杏子は、結局気心のしれた亮吉と結婚して、本郷に新居をもった。二年の歳月は流れた。小説家をあこがれ、売れもしない原稿を書く亮吉は、毎日酒をのみ、いっこうに定職につこうとしない。杏子はそのために、嫁入り道具を売ったりして家計のヤリクリをした。平四郎は親子でも仕事のことは別だ、といいながら、知合いの出版社に紹介してやったが、やはり未熟なためにはねつけられた。みかねた平四郎は、自分の家の離れを杏子夫婦に提供した。劣等感に苦しむ亮吉は、毎日のように杏子にあたり、争いが絶えなかった。一方、平之助はちゃっかり屋のりさ子と結婚した。


解説

東京新聞に連載されたベスト・セラー室生犀星の原作を、「女であること」の田中澄江と成瀬巳喜男が共同脚色し、「あらくれ(1957)」の成瀬巳喜男が監督、「狙われた娘」の玉井正夫が撮影した文芸映画。主演は「女であること」の香川京子、「悪徳」の木村功、それに山村聡に新人三井美奈。ほかに小林桂樹、太刀川洋一、加東大介、中村伸郎、などが助演。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)


配給-
制作国日本 (1958)
ジャンルドラマ 


スタッフ

監督
脚色
原作
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
山村聡 (Soh Yamamura)平山平四郎
夏川静江平山りえ子
香川京子 (Kagawa Kyoko)平山杏子
太刀川寛 (Hiroshi Tachikawa)平山平之助
木村功漆山亮吉
中北千枝子漆山すみ子
三井美奈山本りさ子
中村伸郎八木原俊雄
小林桂樹 (Keiju Kobayashi)田山茂
加東大介菅猛雄
賀原夏子村井えん子
沢村貞子鳩井夫人
佐原健二 (Kenji Sahara)鳩井息子
林寛佐藤博士
千秋実吉田三郎
三田照子吉田さち子
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック