女('48)

女の心理描写をテーマに描かれる作品

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

男性の重圧に反ぱつしつつ、正しく生きることを希う女、敏子は雄々しくも強い自己本来の魂に目覚めていた。レビューの踊子敏子はやくざの町田の命令で箱根まで無理矢理に連れられていった。町田は足を怪我したらしく足を引きずっていた。駅ですれ違った町田の友人二人と、車中で見た三人組強盗の新聞記事。敏子は女の敏感さで、そこにただならぬものを感ずるのだった。箱根についたと思ったら、もう直ぐ浜松に行こうという。敏子の手を握っている町田の手は完全に一人の女の運命をつかんでいるのだ。それはいくらあがいても逃がれることの出来ないクモの糸の如く、町田の触手は執ようだった。どうしても悪事を働いた人間とは思われぬほど無邪気に笑っている町田を見る時、敏子はおそろしさにゾッとした。卑きょう者!世間知らずのショップガールをだまし、バーからダンサーと転々と渡り歩かせ、男から金をしぼらせ、前借をふみ倒させては逃げさせ、男故に転落して行く敏子。


解説

「誘惑(1948)」についで小倉武志のプロデュース。「不死鳥」の木下恵介が自ら脚本並びに監督に当り、カメラは楠田浩之が担当する。キャストは「土曜夫人」(大映)の水戸光子「懐しのブルース」以来の小沢栄太郎の主演で、特にこの作品は、オール・ロケーションを敢行し、出演者も二人と限定され、女の心理描写をテーマとする点、日本映画としては珍らしい試みがみられる。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)


配給-
制作国日本 (1948)
ジャンルドラマ 


スタッフ

監督
脚本
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
水戸光子敏子
小沢栄太郎 (Eitaro Ozawa)町田正
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