破戒('48)

島崎藤村の小説を映画化

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

巷はあげて自由と平等が叫ばれている文明開花の世の中であった。しかし因習と偏見は、なお多くの人の心をとらえて放さなかった。水清い千曲川のほとり、ここ飯山町に、夢多い青春を何故か悲しみ、ひと知れず秘密をいだいて陰多い日を送る一青年がいた。彼の名は瀬川丑松、当年二十四歳、新しい教育理念に目覚めて教ベンをとる身であった。だがその秘密−−それは彼が被差別部落の出であるという事であった。同僚の土屋銀之助は師範時代からの心を許し合った友で当時の階級差別感を説く被差別部落出の論客猪子蓮太郎に心酔している一青年であったが、その友にすら彼は真実を語れなかった。


解説

「武装警官隊」「一寸法師(1948)」の小倉浩一郎が製作を担当「大曽根家の朝」「女優(1947)」「夜の女たち」等の久板栄二郎の脚本をそのまま使用、監督は「大曽根家の朝」「女」「肖像」の木下恵介が、松竹の東西一元化による演出家交流の第一陣として、とくに大船から京都へ出張する。カメラは同様大船の楠田浩之。主演は前回の池部良(東宝)と松竹少女歌劇出身で「肖像」にデビューした桂木洋子。その他民芸より「安城家の舞踏会」「わが生涯のかがやける日」の滝沢修、清水将夫、永田靖、宇野重吉それに「白い野獣」の北林谷栄、俳優座より「肖像」の小沢栄太郎「颱風圏の女」の東野英治郎「肖像」の東山千栄子、村瀬幸子、それに「女性の勝利」の松本克平が賛助出演、薄田研二も出演する。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)


配給-
制作国日本 (1948)
ジャンルドラマ 


スタッフ

監督
脚本
企画
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明

キャスト

俳優名役名
池部良瀬川丑松
森雅之 (Masayuki Mori)土屋銀之助
大坂志郎勝野文平
菅井一郎風間敬之進
桂木洋子お志保
滝沢修 (Osamu Takizawa)猪後蓮太郎
村瀬幸子夫人
小沢栄太郎 (Eitaro Ozawa)高柳利三郎
東野英治郎 (Eijiro Tono)校長
清水将夫町会議員
永田靖町会議員
東山千栄子寺の奥さん
薄田研二丑松の父
松本克平叔父
北林谷栄 (Tanie Kitabayashi)叔母
宇野重吉 (Jukichi Uno)部落の人
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