遊び

思春期の愛と性を追求する

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

町工場で働く、やっと十六歳になった少女には、寂しい過去があった。数年前、ダンプの運転手をしていた父は、人身事故を起こして以来飲んだくれ、借金を残して死んでしまった。後には、造花の内職をするしか能のない母と、カリエスで寝たっきりの姉が残され、少女は借金の返済のために、中学を卒業すると働きにだされた。狭苦しい工場の女子寮では、昼間の仕事に疲れながらもわずかな自由な時間を若い男に賭ける女子工員の熱気でむせかえっていたが、少女だけは、陰気だとののしられながらも寮にとじ込もり、給料を家に送り続けていた。ある日、もと工員のヨシ子が、キャバレーのマネジャーを連れて寮にやってきた。ヨシ子の口から語られるホステスの生活は、ベルトコンベアーに追い廻される工員たちにとっては夢のようであった。数日後、少女はヨシ子を尋ねるため町に出た。電話帳をめくる少女に、背の高い少年が声をかけた。少年は十八歳。父親は、蒸発し、母親はおでんの屋台をひき、寂しくなると男をくわえこむ、飲んだくれのどうしようもない母親だったが、少年はぐれながらも面倒をみていた。


解説

恵まれない、貸しい境遇の中で知りあった少年と少女が、非情な情況の中で真実の愛を掴むまでを描きながら、思春期の愛と性を追求する。原作は野坂昭如の『心中弁天島』。脚本は大映助監督の今子正義と伊藤昌洋。潤色・監督は「やくざ絶唱」の増村保造。撮影は「可愛い悪魔 いいものあげる」の小林節雄がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)


配給-
制作国日本 (1971)
ジャンルドラマ 


スタッフ

監督
脚本
脚色
原作
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
助監督
スチル

キャスト

俳優名役名
高橋惠子少女
内田朝雄 (Asao Uchida)少女の父
杉山とく子少女の母
小峯美栄子少女の姉
大門正明少年
根岸明美少年の母
甲斐弘子ヨシ子
仲村隆マネジャー
笠原玲子女子工員
山名佐知江女子工員
高橋由美子女子工員
三笠すみれ女子工員
北川マキ女子工員
蟹江敬三 (Keizo Kanie)兄貴
平泉征兄貴の子分
稲妻竜二兄貴の子分
井上大吾電話の男
三夏伸バーテン
杉森麟砂利場の男
木島進介砂利場の男
九段吾郎砂利場の男
早川雄三高利貸
松坂慶子 (Matsuzaka Keiko)フーテン娘
中田勉サラリーマン
志保京助サラリーマン
村田扶実子寿荘の老婆
小山内淳寿荘の主人
河島尚真警官
飛田喜佐夫運転手
田武謙三アパートの管理人
南堂正樹少年の母の男
藤野千佳子ホテルの女中
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