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セメントの記憶

破壊と再建、そして労働者たちの現実

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※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

セメントの記憶

レバノンの首都・ベイルート。かつて「中東のパリ」とも呼ばれたこの地は、1975年から15年続いた内戦を乗り越えた今、経済成長の真っ只中だ。地中海を眺望する超高層ビルの建設現場で働くのは、シリア人の移民や難民労働者たち。勤務中はもちろん仕事のあとも町へ繰り出す事はできず、工事現場と地下の粗末な住居スペースを往復するだけだ。彼らは特に口を開く事なく、自分の殻に閉じこもったまま過ごしている。


解説

長い内戦を終え、建築バブルの真っただ中にあるレバノンの首都ベイルートの、超高層ビルの建設現場を捉えたドキュメンタリー。この地へ亡命した元シリア兵で、現在はベルリン在住のジアード・クルスーム監督が、移民労働者の姿とベイルートの街並み、そして戦争で破壊された労働者の祖国の映像を交互に映し出しながら、「破壊」と「創造」のイメージ、喪失の悲しみを描き、人間の愚かさや終わらない戦争の悲しみを訴えていく。これまで世界60カ国100以上の映画祭に正式招待され、34の賞を受賞している。労働者たちへのインタビューや対話は一切なく、映画を伝えるうえでサウンドが大きな役割を果たしている。ぜひ、耳を凝らせながら観たい作品だ。


配給サニーフィルム
制作国ドイツ=レバノン=シリアほか (2018)
ジャンルドキュメンタリー 
公式サイト公式サイトはこちら

2019年03月23日よりユーロスペースほか全国にて順次公開



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