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テルアビブ・オン・ファイア

複雑な民族対立をコメディとして描いた話題作

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テルアビブ・オン・ファイア
テルアビブ・オン・ファイア
テルアビブ・オン・ファイア

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

テルアビブ・オン・ファイア

エルサレムに住むパレスチナ人のサラームは、叔父のコネでパレスチナの人気メロドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」の制作アシスタントとして働いている。しかしそのためには毎日、検問所を通らないとならない。ある日、検問所のイスラエル軍司令官のアッシに尋問されたサラームは、自分をドラマの脚本家だと嘘をついてしまう。アッシは脚本のアイデアをサラームに押し付けるが、それが採用されてサラームは脚本家に昇格。しかし物語の結末をめぐり、サラームは板挟みになっていく…。


解説

ヴェネチア国際映画祭で作品賞を受賞、東京国際映画祭で上映されるなど、世界的に高い評価を受けたイスラエルのコメディ映画。ドラマのアシスタントをしている青年が、検問所の司令官に半ば強引にアイデアを押し付けられるのが物語の発端。しかしそれが受け、彼は脚本家に出世。このいつも困った顔をしている青年(ボケ役)と常に興奮気味の司令官(ツッコミ役)のコンビが、なかなか笑わせてくれる。それまで主体性がなかった青年が、思いを寄せる女性への愛を成就させようと一大決意。その一方ドラマでは、司令官(イスラエル)と制作(パレスチナ)側が望む結末の板挟みになり、窮地に追い込まれていく。民族や政治が絡むと、メロドラマの結末さえ愛国的なものになる。イスラエルとパレスチナの現状は厳しいが、その政治対立を風刺して笑いで描く本作は、コメディながら味わい深い作品に仕上がっている。観賞前に軽くでもいいから前知識を入れておくと、理解がより深まるだろう。


配給アット エンタテインメント
制作国ルクセンブルク=フランス=他 (2018)
ジャンルドラマ コメディ
公式サイト公式サイトはこちら

2019年11月22日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開



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